妄想デート ～夕陽沈む浜辺に君とふたり座ってる

注）ぺぺの脳内妄想暴走中です。

夕暮れ時。

夕陽が沈んでいく浜辺に、ふたりで座って。

…寒そうだなぁ。そもそも、動物園（しかも旭山動物園…）にいたんじゃ？　でも、妄想は時間も空間も気温もすべて超越するのさ。

もうすぐ日が全部沈んじゃう。そろそろ帰らなくちゃ？　でも、帰りたくない。

春の海は、これから始まる色をしてるんだよ。知ってた？

すごい、ピンクの波。空に突然浮かぶ小さな白いハートマーク、は言いすぎ？

寒いけど、ふたりでいたら温かいね。だけど、も少しくっついてもいい？　ふたりの間に、風も通れないようにしたいの。

暗くなったら、どうしようか。あ、星がでてる。春の星座、何かわかるかなぁ。

そういえば、去年の夏の残りの花火、持ってきちゃった。湿気ちゃってるってるかな？　大丈夫だと思う？　あ、火がないや。王子様、持ってる？　煙草吸わないもん、ないよね。

近くのコンビニまで、ライターでも買いにいく？　でも、まだこうやって座ってたいね。

ね、声が聴きたいな。何か喋って？

このまんま、時間が止まっちゃっても、いいような気がする。だけど、やっぱりイヤかも。明日も、明後日も、新しい王子様と逢いたいもの。

今度逢うときには、どこに行こうか？　今度は王子様の好きな場所に連れてって。

一緒にね、いろんなところに行ってみたいの。

きっと、一緒だったら、何でも楽しいと思う。全部、王子様と一緒に行きたいな。

…もう寒いね。そろそろ行かなくちゃ。

まだ帰りたくないなぁ。

でも、新しい王子様に逢うためには、今日はもう帰らなくちゃね。

ごめんね、帰るっていいながら、なかなか帰れなくて。困ってるよね。でもね、この手、離したくないよぉ。きっと離したらすっごく寒くなっちゃうもん。

わがまま言って困らせて、ごめんね。うん、もうだいじょぶ。駅まで一緒に歩こう？　ちょっと遠回りとかして。

道がね、ず～っと続くといいな。こうやって、手と手、揺らしてずっと歩くの。時々、こうやって、王子様の笑顔、見上げながら。

ただ歩いてるだけでも、楽しいんだぁ。ね、王子様も楽しい？

いつまでもこーやって歩いててもいいな。あのね…

って…これじゃ、いつまでもストーリーが終わらないよ…。

このぺぺが。こんなにぐだぐだになってしまうとは。恥ずかしいっす。砂糖にはちみつぶっ掛けて食べてるみたいな気分です…。

このままだと永遠に歩いていきそうで、我ながら怖くなってきたので、今晩はこのへんで。

…これって、まだ続くの…？

注）読んでてこっぱずかしい部分は妄想１００％でございます。不純物は一切含んでおりません。

本日のタイトル～以降　王子様たちの曲デス。