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2006年9月16日 (土)

眠るプリン

今日は「電車男」見て、少し泣いてしまいました。ぺぺです。

エルメスさんみたいな女性に憧れます。絶対ムリな感じだけど。

でも、あの話の奇跡は、ぺぺにもおきてほしいです。

ところで、「青の時代(笑)」にかかれたものが発掘された話を以前しましたが、今日整理してみたら、今やってることと変わらない内容の話があったので、すっごいおかしかったです。

何年前に書いたんだろう? 20歳くらいのときかな?

全然覚えてないけど、面白すぎたので、皆さまにもおすそ分けします。

タイトルは、今日のタイトルのとおりです。

。。。。。

「眠るプリン」

ミントティに、ミルクをたっぷり。

温かなこのお茶で、疲れ果てた夜が少しずつ癒されていく。くたくたのパジャマが、素肌に気持ちいい。あたしはベッドの上で、ころんと横になる。

今日も空振り…。

30分前の駅の雑踏を思い出す。溢れ返る人、人、人。どうして、こんなにもたくさん、人はいるんだろう。

だけど、そんなにもたくさんの人の中で、あたしの見つけたい顔はなかった。

あと電車1本待とう。もう、あと1本だけ。そう思い続けて1時間半、改札口で待っていた。馬鹿げているけど、本当言えば、これは、今日に始まったことじゃあない。前の日も、その前の日も、同じことをした。

でも、今日、あの顔をもし見つけたら、あたしはどうしただろう。待っていた甲斐があった、と、とびきりの笑顔で駆け寄るにしても、今日着ている服は今イチだった。せっかくなら、全部完璧なあたしを見せたい。そんなふうに思えば、残念だけど今日は仕方ない。昨日は、髪がはねていた。その前の日は、靴が汚れていた。毎日こんなふうだから、駄目なのかな。

最近のあたしは、いつもふらふらと揺れている気がする。お皿の上のカスタードプディングのようなものだ。本当は逢いたいのか、逢いたくないのか。ただ、あたしはここまでやっているんだと、自己満足のためにこうして待っているのか。

でも、それだけにしては、がんばっていると思いたい。思えば、今までひとつのことに、こんなにも一生懸命になったことがあるだろうか。

できる限りのことはしたいと思う。後悔なんかしたくないから。逢いたい、それだけじゃなくて、逢うまでのプロセスも大事にしたいんだ。お伽話のお姫様のように、おうちで待ってるだけなんかじゃ、嫌。もし、幸せになれるとしたら、自分の手で掴み取りたい。そのために、自分でできるだけの努力はしていたい。だから、きっと明日も、明後日も、その次の日も、いつか逢える日まで、ずっと改札口で待っている。とびっきりのあたしで、とびっきりの笑顔で逢えるように、待っている。

とりあえず、今日はもう、休もう。棒になっていた足を、思いっきり伸ばす。重い瞼を閉じると、とろとろとやわらかい眠りの波が、やってきた。

。。。。。

短いですが、以上です。

予言してるみたいで、なんか怖ぇ~よ…。

RSRのとき、来るか来ないかわからない王子様をきょろきょろしながら探してた、ばかぺぺを思い出します。

あのとき、何を思ってたんでしょうね、自分でもわからないや。

でも、毎日改札口で待つことは難しいです…遠いから。

近かったら、きっとやってそうな自分が怖すぎます(^^;)

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