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    現在は書くコトのリハビリ中のため、まったり不定期更新です。ダイエットに萌えます、いや、燃えます!!

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自己紹介

  • PEPE(♀)             王子様ラブ街道爆走中の、清く正しい乙女です。 自由気ままに生きている「かいJゃいん」(w)です。 妄想と甘いものとカワイイもの、大好きなお洋服、素敵な音楽、王子様との淡い想い出、それから大切な人たちに囲まれて、HAPPY全開、LOVE&PEACEです。 こんなぺぺですが、末永くおつきあいくださいませ☆
  • 主な登場人物

    ☆ぺぺ☆ 妄想星の妄想姫。 万年ダイエッター。 王子様に圧倒的片想い中。 精神状態は中学生レベル。 肉体的には…え~っと…めざせキューティハニー!

    ☆王子様☆ とあるお笑いコンビのツッコミさん。 ヒントは文章の端々に。 本文中のどこかには名前が隠れてます(笑) 昔はホントにかっこよかったです。今は…ぺぺ的には最強王子様です! もうね、全肯定します!!

    ☆相方サマ☆ とあるお笑いコンビ(王子様とのコンビ)のボケさん。 ぺぺとは趣味が合うようです。 そのせいでしょうか、ぺぺの夢にでてくるときには、必ず仲良しの設定になってます。 現実的にも、きっと話が合うと思います。三国志の武将、詳しいですから、ぺぺ。


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2006年11月30日 (木)

もしまた会うことがあれば 昔話はやめよう

友人Kちゃんがケータイを変えたというので、さっそく王子様とぺぺのラブラブ(死語)写メを、待ち受けにどうぞと送るおちゃめサン。案の定、ぺぺです。

カレシと撮りましたぁ、なんて。

草の根からの既成事実をつくってしまえば…。

嘘です。

そんな姑息な手を使わなくても、運命だからきっと大丈夫(^^;)

いつかきっと…そのいつかが明日なのか、半年後なのか、50年後なのか、はたまた来世なのかはわかりませんが。

そのいつかに備えて痩せることにしましょうか。

雪がしんしんと降る中、今日だって徒歩帰宅です。雪だるまみたくなっちゃいました。

最近はごはんをちゃんと炊くことが多いので、お弁当もつくることが多いし、晩ごはんもちゃんと手作りです。まぁ、お料理ブログを立ち上げてるから、お料理頑張らなくちゃってゆーのもありますけどね。どんな理由であれ、手作りごはんは体にやさしいと思うのです。

のんびりくつろいだあとは、運動します。

最近はこんな生活です。

たぶん、いい状態だと思うんですよね。

ただ、まだ体重計に電池が入ってなくって(^^;)体重は不明です。

スカートとかはきつくないから大丈夫じゃないかなぁ。

でも、よりよく、を目指します。

だって、王子様に出逢うんだもん

新しいぺぺを見せなくっちゃ。目が合った瞬間に、どきどきしてね。


タイトル くるり「青写真」

2006年11月29日 (水)

ムリヤリ履いた裸足のハイヒールには 乙女の意地がつまってるの

もう、ムリヤリ履きすぎで、靴擦れができてしまいました。案の定、ぺぺです。

ホント、意味なくオシャレしてみました。

べたべたな雪の降る中、なにゆえのヒール靴なんでしょう?

そりゃもう王子様に出逢うかもしれないから…まずありえないです。今日はどこにいるのかもわかんないや。逢ってもいいくらいのカワイイかっこしてたんですけどね~。

きっと、ショボいかっこしてるときに見つけちゃったりなんかして、話しかけられなかったりするんですよね。…毎日、ちゃんとしたかっこ、しよう…。

そして、痩せないと。

今日もいっぱい歩きました。だから靴擦れになっちゃうんだよ~。

スニーカーとか持ち歩こうかな。

だけど、今、ケーキなんか焼いてます。

おからを使ったヘルシーなケーキ、なんですけどね。

今日は食べませんよ~。明日の朝のお楽しみです。


タイトル REBECCA「VANITY ANGEL」

2006年11月28日 (火)

スタイルは問いません ファッションじゃございません

SOFT & WARM。案の定、ぺぺです。

なんのことだかわかりませんね。え~っと、今日会社で語感嗜好テストってゆーのをやってみました。180もの単語の中から好きな20語を選ぶのですが、ぺぺの選んだ単語は見事なまでにSOFT寄りでWARMに傾いていたのです。

ちなみに、異性に求めるものを選んでいったら、COOL寄りになりました。

当然、王子様を想定して選んでます。

でも、王子様にピッタリの「カッコイイ」とか「王子」とかはなくって。

いや、めちゃめちゃ言い表してる単語があった。

「地味」

そんなわけで、今日もダイエット頑張ってるぺぺです。

当然のように徒歩帰宅。寒くなってきましたが、頑張ってます。雪が降っちゃったらできなくなるだろうから、今のうちに頑張るのです。

今も背筋を伸ばしてます。

こーゆーちっちゃなことの積み重ねがダイエットにつながると信じてます。

そして、王子様にもつながっていると信じてます(^^;)

ごはんもちゃんとお野菜いっぱい取ってます。

もともと、根菜とか海草とか、地味な食べ物が好きなんです…だから地味な王子様に惹かれるんだわ。

ということで、これからフッキン頑張りま~す。


タイトル クラムボン「ロマンチック」 だってぺぺはロマンチックだから。無防備でごめんなさい。

2006年11月27日 (月)

もう何にも言えないよ そんなつもりじゃないの デタラメしゃべりだす

まぁ、デタラメ以外、ほとんど喋りませんね。あ、正確にはデタラメじゃないや、妄想です。でも、そのうち現実になっちゃいはずなのさ。案の定、ぺぺです。

ぺぺは、「妄想を現実とする」べく、日々過ごしているのです。

荒唐無稽な妄想もありますけどね~、昨日のタイのプリンセスとか。いや、これは来世になる予定です。ちなみに妄想上の王子様は中国のエンペラーの嫡子。どういう時代設定なんだろう。でも、衣装が似合う気がします。王子様だったら、タキシードでも甚平でもセーラー服でも何でもお似合いなんですけどね(^^;)え、目が曇ってますか? ラブの力です。

そんなわけで、今日はポッドキャスト配信日。

なんかうまく更新できないけど、とりあえず、聞いてます。

カレの恋の応援をするんなら、ぺぺの恋の応援をしてくれてもいいと思うんだよなぁ(´・з・`)、

え~っと、三国志のクリア画像送りますから、メアド教えてください

なんちて。冗談はこのくらいにして。

王子様にいつ出会っても無問題な無敵BODYを手に入れなければイケマセン。

とゆーわけで、ダイエットです。

今日ももちろん徒歩帰宅。なるべく階段も使ってるし、軽いフッキンなんかもしてみました。

でも、運動だけじゃあ体重は減っていかないんだなぁ。

食事の見直しです。食事はもうひとつのほうでちょこちょこ書いてます…たいしたことないけど。

ダイエット戦線離脱?の越後屋Uさんが杏仁豆腐を食べているのを横目で見ながら、今日のぺぺのお昼スイーツはドライフルーツのりんごです。

美容と健康にいいものは、ちょっとくらいOKにしてます。

そうしないとストレスになっちゃうから。

お昼の前にはひとかけの高ポリフェノールチョコレート。

ちゃんと手作りお弁当だし、今日は結構がんばりました。

また明日、がんばろう。


タイトル クラムボン「シカゴ」

2006年11月26日 (日)

きみに会ったらどんなふうな話をしよう そんなこと考えると楽しくなるんです

前世はタイのプリンセスだったに違いないと思い込んでます。案の定、ぺぺです。

今日、晩ごはん、スープカレーやさんに行って、ぺぺはグリーンカレーを頼んだわけですが、出てきたときの匂いをかいで、すっげー懐かしい気分になりました。

魂を揺さぶられた、とでもいいますか。

これがぺぺのソウルフードだっ、なんて。ニョクマムが好きです。パクチーも全然平気です。ココナツミルクの甘い香りにきゅんとします。

暑さもへっちゃらだし、きっとタイのプリンセスで、隣の国のプリンス「王子様」に恋焦がれていたに違いない。そして、歴史に残る大恋愛をしたのでしょう…あれ、そんな歴史はないですか? じゃあ、来世だ、きっと(^^;)

そんなわけで、今日は週に1度、王子様をテレビで拝見する日です。

相変わらずカッコヨス*^ー^*)素敵です。

初めてお逢いした頃の髪型に近くなってます。いちばん好きな髪形です。今日は服もちょっとかわいい感じでした。もう、ホント素敵。好き好き

お仕事もまぁ、がんばっていたし。言うことなしです。

そんな王子様に比べて、今日のぺぺは努力したといえるのでしょうか。

もちろん、ダイエットでございます。

運動をぼちぼち開始してます。腕立て、フッキン、それからダンベル。ストレッチも。

間食もあまりしてないです。半身浴もしました。

案外、頑張ってますよ。

だけど、決定的にダメダメなこと。

まだ体重計の電池を入れ替えてません(^^;)

見てみぬふり…。

明日こそ、電池を買いましょう。


今月の目標「いつも背筋を伸ばしている」 今は伸びてます。今だけ。

本日の野望「来世では国をまたいで大恋愛」 結末は誰にもわかりません。おもしろすぎるので、今日寝る前の妄想ネタにしたいと思います。


タイトル サニーデイサービス「青春狂走曲」 すごい好きです。ところで、王子様と逢ったら、何を話をしようかな。来世の話? とりあえず、ラブについて、語り合いましょう(笑)

ぺぺは温かいミルクティが飲みたくなってきた

どんな季節でも、地球上のどこにいても、ぺぺは温かいミルクティが好きです。

1日の始まりに欲しくなるし、くつろいでるリラックスタイムにも欲しくなるし、何だか悲しい気持ちのときにも欲しくなります。

だけど、いちばん似合うのは、冬の朝でしょうか。

まだ日も昇ってないような早朝。

ブランケットをすっぽりかぶって、両手でカップを、指先を温めるように持って、カップを顔に近づけるとふわふわとした湯気が幸せな香りと一緒にぺぺを温めてくれるの。

どうしてこんなにもせつないのだろうと膝を抱えて、ミルクティを啜る。

耳からは大好きな王子様の声…。

なぁんて書いてみましたが。

王子様はお笑いのひとでありますから、ぺぺの持ってる王子様のお声のするものはたいてい笑ってしまうようなもので、まぁせつなくなってなんかいられないですね。

まぁ、ぺぺの生活にせつなさなんか必要ないか。

こんなくだらないこと書いてる横にも、温かいミルクティが置いてあります。

そうだなぁ、いつかベンチかどこかで王子様と並んで、温かいミルクティを飲むことができたら、素敵です。同じ空気と、同じ景色と、同じ飲み物、同じ笑顔。

そんな日を夢見ながらの1日のスタートです。

2006年11月25日 (土)

純粋なのは磨かぬダイヤと あなたに恋した日

さっき、ぼんやり王子様お写真を眺めてて、これは本当に本物なのだろうかなんて思ってました。案の定、ぺぺです。

似てるけど別人だったらどうしよう?

まぁ…本人でしょう。声も喋り方も王子様だったから。

今日はお部屋の観葉植物の植え替えなんかをしました。

最近、元気がなくって、ずっと気になってたの。

特に幸福の木がしょんぼりしてたら…だめじゃないですか。

元気になってくれたらいいなぁ。

元気になってくれたら、逢える気がするのです。

肥料もあげました。

植物の肥料は液体肥料ですが、ぺぺの肥料といえば王子様

ぺぺは、王子様ラジオを肥料に、元気になりました。

王子様、えっちぃ話が好きなんだなぁ。ぺぺの脳内の王子様データ、どんどんそっち方面に偏ってるんですけど。ホントにフツーの男の子、なんだなぁ。

フツーの男の子だからこそ、ラブなのです。

さて、これから少し運動します。

痩せるんだもん。


今月の目標「いつも背筋を伸ばしている」 すっかり忘れて生活してました。

今日思ったこと「やっぱりラーメンズはすげーなぁ」 2年ぶりの単独公演するんですね。MACのCMスキです。

今日の懺悔「晩ごはんの後におせんべ食べちゃいました」 明日はしません。


タイトル REBECCA「ONE MORE KISS」

いとしいきもち

きっと、の話だけれど。

王子様の近くにいて、

王子様が背中を少し丸めて

一生懸命ゲームしてるとことか見たら、

胸がきゅっとして、

愛しい気持ちでいっぱいになるんだろうなぁ

って、思う。



で、そのまんま1年くらい経っても、

相変わらず王子様はゲームばっかりしてて、

なんだかつまんないやって

あなしは王子様の背中にムカついて、

思いっきり蹴ってやろうと思うんだけど、

でもスキだなぁって思って、

こんなこと言いたくないけど、スキだなぁって

愛しい気持ちでいっぱいになるの。

すっごい悔しいなぁ。

でも、同じだけの愛しい気持ちを、

もしもあなたが持っているのだとすれば

それでもいいのかな。

うん、それでも、いいや。



背中に急に抱きついたりするよ。

手元が狂っても、知らないよ。

2006年11月24日 (金)

金曜日 明日は休み 今夜はなんもなくて あぁ つまんないけど

だからといって、明日はいちゃいちゃできるわけもなく、ラジオに耳を傾けるのみであります。案の定、ぺぺです。

ホントに今夜はなぁ~んもなくって、漫画喫茶で漫画を読んで、ぼ~っとしてから徒歩帰宅しました。でも、雪が積もって(ってゆーかべちゃべちゃ)、久しぶりの悪路なので足が進まない進まない。滑るし。

でも、ダイエッターなのでちゃんと歩くのです。

というより、夕飯を食べてきてしまったので、そのカロリーの消費…少しでも、ね。

さっきもとりあえず腕立てフッキンをしてみました。

帰りにコンビニ寄っちゃったけど、今日はプリンとか杏仁豆腐とか買ってないもん。Jagabeeは買ったけど(お守りのようなものです)、あとはノンカロリーのドリンクと雑誌だけです。

今年中に2kg落とそう。

ってことは1週間に500g弱落としてけばいいだけだから、楽勝じゃない?

毎日きちんとストレッチして、お散歩して、そんで間食を減らせばいけます。

激痩せ中のKちゃんも、毎朝1時間のウォーキングをしてるそうです。

ウォーキングの友用に、またくるりのぺぺベストを作るように依頼されたので、今思いついた曲順に並べて聴いてます。Kちゃんはせつない系のうたが好きなので、それっぽい感じで編集中。今はThe Verandaがかかってます。あとはカレーの歌とか、坂道とか。

ぺぺ用にノリのいい曲ばっかでベストもつくっちゃお~っと。

体動かして汗をかけば、デトックス効果だってあるはずですもん。

来週は久~しぶりに岩盤浴にも行っちゃおう!

痩せるためにすることはいっぱいあります。

がんばろーっと!


今月の目標 「背筋をいつも伸ばしている」 今日1時間くらいの研修があったのですが、その間がんばりました。居眠りもしなくて、一石二鳥…いやホントはちょっとうとっとしちゃった…

今年の目標 「マイナス2kg!」 これって、6月の、いちばん痩せたときの体重に戻すだけです。

今日の1曲 「水中モーター」 最近好きすぎます。


タイトル タンポポ「乙女、パスタに感動」 2期タンポポはかわいすぎです☆

2006年11月23日 (木)

青い鳥に 会いに行く道々 and I sing a song

今日見た雑誌の王子様がギザカワユスだったのでほくほくしてます。案の定、ぺぺです。

あのくらいの髪の長さが好きだなぁ。

心なしか…痩せましたか?

なんか、素敵すぎです。あんまりかっこよくなっちゃったらいやだなぁ。ギリギリかっこ悪いといえなくもないくらいがいいのに。

相変わらず褒めてないですね。う~ん、でも、誰が見てもかっこよくなっちゃったら、手が届かない人っぽくなっちゃうじゃないですか。最初から手は届きません。

あ~、ぺぺも早く痩せなくちゃ。

でもまだ体重計の電池を買ってません(^^;)

よ~し、12月はダイエット強化月間にしよう!

今日は眠いから早く寝ます。

昨夜ってゆーか今朝。王子様ラジオの日と勘違いして起きてしまったので、すっごい眠いのです。

夢で逢えたらいいなぁ…。


今月の目標「背筋をいつも伸ばしている」まるで意識してなかった、今日…。

来月への決意「痩せます!


タイトル こっこちゃんとしげるくん「NO MUSIC NO LIFE」

2006年11月22日 (水)

少し退屈ってわがまま言っちゃった 水曜日クールな誰かに

王子様ってばゲームばっかしてつまんなぁ~い。そんなわがままも言ってみたい今日この頃。案の定、ぺぺです。外は雪です。

あー、でも、ぺぺはそんなにわがまま言わないですよ。言わないで、好き勝手やっちゃうタイプです。あは

基本的に「かまってチャン」なので、たぶんゲームの邪魔しちゃうなぁ。

だって、寂しいと死んじゃうかもしれないもん。

わがまま言わないで、実力行使をしちゃうのです。

きっとメープルちゃん以上に手がかかりますよ …そんなヤツ、いらないよなぁ。

Mado_020 ところで、昨日書きもれてしまったのですが、越後屋Uさんから幻の「じゃがポックル」をいただきましたっ。パチパチ。ウマイです。Jagabeeとは違います。アレはアレでウマイですけど、じゃがポックルはその上です。

ちっちゃい袋になってるので、配るのに便利です。

でもぺぺはあと5袋くらい食べれそうだよ。

隣の美白王子Uさんから取り上げようかとも思いましたが、戦争勃発しても困るので、ここはひとつぺぺがオトナになって我慢しました。このへんの文章、正しいかな。

そうじゃなくて。

小袋のお菓子って、ダイエットによいですよね。食べ過ぎないから。

そう、ぺぺはダイエットがんばらなくちゃなんだった。そう、それで今日、お昼の杏仁豆腐を買わなかったんです。杏仁豆腐は買わなかったけど、なぜかかぼちゃのプリンを食べていた!

なんか喉が痛かったから、体力つけなくちゃならないと思ったのかなぁ。ちっ、美白王子Uさんの風邪に違いないです。そんなものにやられるほど、ぺぺは軟弱じゃないはず。やっつけてやるっ。

そう思って、すげー雪降ってるのに、ガツガツ歩いて帰りました。

こんなつもりじゃなかったんですが(^^;)

靴擦れしちゃいました。

家でも、おもむろにフッキンしてみたり。筋肉バカの考え付くことは、こんなもんです。

でも、がんばれがんばれ。

痩せたらきっと、王子様に逢えるはず。運命だもの。

絶対キレイになってやるっ!


今月の目標「背筋をいつも伸ばしている」 今、丸まっていたです。

突然ですが今日の格言「シゴトと脂肪は貯め込むな」 お粗末。


私信:美白王子殿。アレは京都市左京区の叡山電鉄叡山本線、元田中駅付近だそうです。読み方もわかんないや。


タイトル PSY・S「電気とミント」

2006年11月21日 (火)

新しいクツ。あなたのためにはいたわ!

7月ライブのときには、新しいANNA SUIのサンダルをはきました。案の定、ぺぺです。

足元まで見てもらえることはないと思うんですけどね。ほんの一瞬のためだけにでもカワイイかっこしてたいと思う乙女心なのです。

どーでもいいけど、クツといえば、雑誌に出てる王子様の靴がRSRのときと同じなので、ときめきます。

7月ライブでは相方サマがすっごい近くにいたのでめちゃめちゃ細部まで見てたはずなんですが、あんまり覚えてないや。8月の王子様の記憶に取って代わられちゃってます。

ラブの力って強いですね。

でも、相方サマも大好きですよ…誰に言い訳してるんだろう…。

さて、昨日はポッドキャストの日でした。

昨日は聴く前にブログ書いちゃったんですが、そのあと聴いてビックリ。

相方サマの口から「NO WOMAN NO CRY」(BOB MARLEY)が出てくるなんて。驚異のシンクロです。運命です。

も、も、もしかして、相方サマ、ここを見ている…なぁんてことはないです。今パソコンは使ってないそうですから、ね、相方サマ

そして話は高校時代の恋バナに。

王子様、もてたんだなぁ。カッコよかったですもんね、昔(^^;)

王子様見てると思い出す言葉が「制服着てたときは最高にかっこよかったのに…」。いえ、深い意味はないでございますよ。今もぺぺにはキラキラ王子様です。ちょっとふっくらされただけです。ちょっと青は裏切らない、青い時代があっただけです。

とにかく。顔もよくて背も高くてさらにおもしろいとなれば、そりゃあもてるでしょう。

で、告られはするものの、全部断っていた、と。素敵エピソード過ぎです。呼び出されても現場に行かなかったり(修学旅行のとき)、そーゆーひどいことをしてたんですよね。

おもしろいひとだなぁ。(頭の中に王子様情報が錯綜していて、反芻してるとしみじみ思う)

ひどいなぁと思いつつも、なんかカワイイなぁって思っちゃうのはラブのせい?

だって、高校生にもなって「つきあうのが、なんかかっこ悪い」って、小学生かよって思います。くすくす。

ぺぺはってゆーと、あんま、ひとのこと言えないんですけどね。高校生のとき、「同じ制服のヤツなんかとかっこ悪くてつきあえない」って思ってました。今思えば、ばかだなぁ。そんなこと言わなくても、誰にも誘われないよ、ばーか。ははは。あー、学校帰りに自転車ふたり乗りとか、今更やってみたいです。

まぁ、単純に自転車ふたり乗りなら、今からでもできなくないですね。王子様、よろしくお願いしますです。ぺぺ、頑張って痩せますからっ 待っててね


今月の目標「いつも背筋を伸ばしていよう

本日思いついた野望「王子様と自転車ふたり乗り」 真っ赤な自転車を用意しましょう。

とりあえず明日やること「体重計に入れる電池、買わなくちゃ


タイトル 安藤裕子「サリー」

2006年11月20日 (月)

つないだ手から“好き”が出てる気がして すごく恥ずかしくて 強く握れなかった

え~っと。「つないだ」とはいえません。握手をしました。でもさ、好きなひとの手に触れることさえない人生よりも、どんな形であれ触れちゃった方が勝ちだもんね。案の定、ぺぺです。

昨日、王子様緑色の服を着ていたので(そーいえば最近、みどりいろって記事を書きましたよね。運命?)、今日越後屋Uさんに貸すJOJO(第五部。ナランチャが好きです)緑色の袋に詰めて持って行きました。すげー、信号機みたいな緑色さ。Uさん、どーやって持ち帰ったんだろう?

JOJOの代わりに、別の漫画をUさんが貸してくれました。少年漫画です。お昼休みに読んで、うるうるしました。

あ~、また少年漫画だ。少年漫画のことばっか書いてたらネカマだと思われると美白王子Uさんに言われたっけなぁ。ま、ネカマと思われてもいいんですけど。いちお、戸籍上の性別は♀になってたような気がします。

現実のぺぺは、乙女とは程遠いです。

いつも見てくれている皆様はぺぺのやんちゃぶりを知っていると思いますが、きっとそれ以上です(^^;)

スカートが道端で脱げてもぺぺらしい」の一言で済まされちゃいますから。

そんな乙女はいないでしょう。

しっとりとしたオトナの女性になれたらいいなぁ。

あるいは、小西真奈美サンになりたい!(かわいい。好みです…こーゆーこと書くからネカマっぽいのかなぁ?)

とにかく。出逢ったときに王子様の方がテンパっちゃうくらい綺麗になれたらいいなぁって思います。

考えてみれば、綺麗な人って仕草とかスタイルとか全部が綺麗ですよね。

う~ん。まずはいつも背筋を伸ばすことにしましょう。

毎月目標をひとつ決めて、ひとつひとつクリアしていくことにしようかな。

全部クリアした暁には、王子様との運命の再会、そしてラブ…なんて妄想してるより、まず痩せろよ!

今日、久しぶりの皆さん(前一緒に仕事してた人たち)とごはんにいったのですが、「顔がぽちゃっとした」とか言われたっす。

ヤベーっす。いや、ホントにまずいです。

はぁ…ダイエット頑張ろう。今日は食べすぎですけど(和食、おいしかったです)、明日からは。きっときっと。

ところで、王子様。ぺぺとラブに落ちたとしても、ぺぺのファッションには決して合わせないでくださいね。

最終的にはふたりで着ぐるみ着て歩くことになっちゃいそうですから…。


とりあえず、今月の目標「いつも背筋を伸ばしている

今思いついた野望「王子様に出逢ったら、ぺぺの持っている黒縁眼鏡をかけていただき、そのお姿をカメラに収める」 眼鏡王子様最強萌えなので。できるか?


タイトル DREAMS COME TRUE「The signs of LOVE」

2006年11月19日 (日)

君に好きな人がいたら悲しいけど 君を想うことが それだけが僕のすべてなのさ

日曜日は王子様見れるので、それだけでシアワセなのです。いつだって、王子様の気配を近くに感じればそれだけで雲ひとつない晴天になれちゃうお気楽乙女。案の定、ぺぺです。

いや~、今日も素敵でした、王子様

頑張ってツッコミもいれてました。

そんな頑張ってる王子様を、「白くまアイス」を食べながら笑って見てるぺぺ。

ダイエットってなんですか?

今日はすっごいお昼寝しちゃいました。

しかも、悪い夢見てるの。

引越しをするんだけど、ある部屋だけまだ片付いてなくって、どうして片付いてないかというとそこは悪霊がいる部屋だから(^^;)

なんでそんな部屋がある家に住んでるんだ?

その部屋入ると、寒気がするんですよね。鳥肌たっちゃう。

でもどーしても片付けないとならないから、おとーさんに手をつないでもらって部屋に入った…とこまでは覚えてます。

ちなみにぺぺは、霊感ややありです。誰もいない放課後の高校で足をつかまれたのが、いちばん怖い不思議体験。場所は数学教室の前。それ以降、数学の成績ががた落ちでございます。

それにしても、なんでこんな夢みたんでしょう。

おとーさんは今、入院中です。昨日も今日も病院に行ってないから、こんな夢をみたのでしょうか?

どうせ夢なら王子様の夢がいいな。

冷たくされたって何だって、王子様がいいんだいっ。

そんなわけで今日は、王子様の出てる雑誌を抱いて眠ります。

なんか、正しい乙女っぽいなぁ(^^;)


タイトル 銀杏BOYZ「夢で逢えたら」 まんま、ですね。

いつかの夢

いつか、お店をもてたらいいなって思ってます。

カフェとか、雑貨屋さんとか。小さなお店。

例えばカフェだとして。

トマト色で、腰から下はミルク色との市松模様の壁。でこぼこの質感がいいな。

サヴィニャックとかのポスターを額に入れて飾ります。

木製の丸テーブルと椅子は、白ペンキでラフに塗ります。テーブルは2個くらい。全部で10人も入ったらいっぱいいっぱいくらいの小ささがいいのです。

床はむき出しの木の床。踏まれて、磨いて、育っていく感じ。

ところどころにポトスとかのグリーンを置きます。

…落ち着かないかなぁ、トマト色の壁。

いちごやさくらんぼの赤じゃなくて、野菜の赤。きっとぺぺに似合う赤。

でね、出す料理はお子様ランチなのです。

だって、オトナだって食べたいでしょ? 国旗を立てたチキンライスも、ちっちゃなハンバーグやコロッケも。

意表をついて、和風お子様ランチもかわいいかな。ひじきの混ぜごはんをプリン型にして旗を立てるの。一見ポテトサラダはおからでできてて、あれ?って思うの。

う~ん、考えてるだけでわくわくします。

クリスマスの日には旗の代わりにクリスマスツリーを立てようとか、バレンタインデーにはホットチョコレートをおまけにつけようとか、アイディアはいっぱいあるのです。

そーゆーのを、ひっそりとやりたい。ともだちとかにも言わないで。

偶然見つけて、好きになってほしいのです。

ここのブログと一緒です。

ここを教えたのはひとりだけだもん。

まぁ、ブログやってることは言っちゃってるから、気づいてる人もいるのかも(例えば美白王子Uさん)。そーゆー人は気づき次第ツッコんでください…。

でも、最終的には、ジャマイカで地面とか叩きながらうたうひとになりたいです。或いはインドでガンジス川にたゆたっているか。

これは、難しいかなぁ。年をとったら、「やっぱり日本がいい」って思うかもしれないし。

日本なら、ひだまりの縁側で猫を抱いてお茶を啜っていたい。

隣には王子様がいて…って結局王子様が出てきちゃったところで。案の定、ぺぺです。本日も、妄想チャンネルスタートしちゃいました。今日はいいお天気! 楽しいこと、今日は何から始めようかな?

2006年11月18日 (土)

あたしはこれからもきっとあなたに焦がれる

さっきまで「東京タワー」見て、ボロ泣きしてました。ぺぺです。

目が腫れてて、画面が見えづらい…。

今日、ようやく、王子様が出たファッション誌を見ることができました。

…これって、こんな写り方でいいのかなぁ。王子様の表情が…ってゆーより、カメラマンさんの腕が。もっとよく撮れるはずです!!

そして。ふ~ん、彼女が変わったんですかぁ…ふ~ん。ふ~ん。

いいんです、王子様が幸せなら、それでいい。

でも、なんか悔しいから、その雑誌は購入してません(^^;)

違うのは買いました。こっちの王子様カワユス いい写り方です。

それにしても、ラジオではなんか、う~ん覚えておかなくてもいいやっていう情報ばかり記憶しちゃってるし、なんだかなぁ…。最初から握ってたって…。

今日はもう、寝ちゃおう。

おやすみなさいです。


タイトル aiko「初恋」

この気持ち説明できる言葉も覚えた やるせなくて今日も夜が明けるのを待っている

この曲を聴くとね、胸がぎゅーっと締め付けられます。案の定、ぺぺです。

最近は少年漫画の話ばっかしてて乙女じゃないので、少女漫画の話でもしようかと思いましたが、少女漫画ってあんまり読まないんですよね…そういえば、最近ハチミツとクローバーは全巻読みました。胸がきゅんとしました。恋がしたくなりました。あ、王子様に恋してました(^^;)

でも、もっと近くでドキドキしてたいなぁ。

手を伸ばせば届くのに、触れることができないせつなさ、を味わいたい。

そのためには王子様と、なんとしてもお近づきに。

遠いなぁ~。だけど奇跡はおきるはず。がんばれ、ぺぺ!

…なんで思うこの気持ちを「むなしい」というのです。

悲しい…悲しすぎるぞ、ぺぺ!

でも、現実なんか知らないもん。

現実なんか、見るもんか!!(銀杏BOYZ「十七歳」風にシャウトしてください)

…とか思いつつ、今日も世が明けるまえの時間にもぞもぞ起きだして、ラジオを聴きました。相変わらず、大笑い。最近はちょっとえっちぃけど。

ホントに王子様のことは好きだなぁ。王子様のおかしなところも変なとこもいっぱい知っちゃったけど、それでも好きだなぁ。かっこ悪いこともいっぱいしちゃうくらい、好きだなぁ。

どんなに報われなくったって、自分が精一杯好きになったら、それでいいんだよ。

恋って、そーゆーもの、なんです。


タイトル くるり「ハローグッバイ」

2006年11月17日 (金)

僕等は続けた 取り敢えず続けた

ホントに、とりあえず続けてます。案の定、ぺぺです。

何を、って、この「妄想チャンネル」を、です。

我ながら、毎日毎日よくもまぁ。

あれもこれもそれもすべて、王子様のおかげなのです。

運命を信じて祈って夢見て毎日暮らしてます。

今年も残すところあと1ヶ月ちょっとですね。

う~ん、今年はいろんなことがありすぎです。吉兆混合です。

振り返りつつ書くのは年末にしようかな。ぺぺの10大ニュース!とか言っちゃって。

だけど、ぺぺのことだから、年末にはこんなこと書いてたって忘れてそう。だって年末頃には、王子様と過ごす南の島での毎日が楽しすぎる予定なんですもん。

…まぁ、夢は大きく…でしょう。

もし、南の島で王子様と過ごせるとしたら、今から激ダイエットしなくちゃ。

というわけで(^^;)

ブログも妄想も続けることが大事ですが、もっと大事なのはダイエットの継続なのです!

すっかり寒くなりましたが、マフラーくるくる巻いて、今日は歩いて帰宅しました。

とりあえず、歩いとけばいい。

継続は力なり、なのです。

ローマは1日にしてならず、なのです。

花より団子、…はいけませんです。

がんばれ、ぺぺ。夢は近づいているぞ…ホントかなぁ…。


タイトル PUFFY「MOTHER」

2006年11月16日 (木)

マイペースとか、マイワールドとか…それってきっと…うん、変われない自分への言い訳です。

あ~~~。ダイエット中なはずなのです。案の定、ぺぺです。

王子様、痩せるって前にラジオで言ってた(言わされてた)けど、その後どうなんだろう。お顔は相変わらずまるまるしてますが。

そんなことより自分です。

まず、今日は、お寝坊してしまいました。それで、朝のストレッチもしないで、本当は朝に少し多めに歩くはずもできませんでした。

今日はイベントの日だったのでずっと立ちっぱではありましたが、それだけです。足がパンパンにむくみました。

ちなみに、本日のイベントでは特に素敵な出逢いもありませんでした…。

こーやって、よこしまな思いを抱いて臨むのがよくないのでしょう。

ってゆーか、王子様だけでいいや。

いや、そーゆー話じゃなくって。

帰りは歩いて帰ろうと思っていたのに、雪でした。しかも、べちゃっとした雪だったので、傘がないぺぺ、歩くのを断念しました。

早く帰るので、せめて自炊しようと思っていましたが、帰り道バッタリ知人に逢って話し込み、遅くなっちゃって、おなかペコペコ。

ついついお菓子を食べちゃって、食べすぎちゃって、勢いづいちゃってまたまた食べちゃって…今、すげーおなかいっぱいです。でも、栄養価って考えると、熱量以外に何をとったのでしょうか。

サイアクです。

でも、こんなだめな自分もさらけださないと、きっと前に進めないでしょう。

ホントに、王子様チャンスさえあれば、がんばれるんだけどな~。

そんなことばっかも言ってられないし…明日からは頑張ります…。きっと…。たぶん…。


タイトル クラムボン「便箋歌」

みどりいろ。

こないだ春菊をゆでたお鍋を、うっかり洗い忘れてて、ふたをあけてみたら、底が緑色になってました。

一瞬、カビかと思ったけど違くて、たぶんゆで汁の緑がこびりついただけのようでした。

そっか、春菊、アレ、多そうだもんね。



「前にね、春菊ゆでたお鍋洗い忘れてたら、お鍋の底にクロロホルムがたまってた」

「クロロホルム?」

「うん。クロロホルムだと思う。葉緑素」

「クロロホルムは葉緑素じゃないでしょう」

「え?」



そーいえば、クロロホルムは、誰かを誘拐するときとかに使うモノでした。



葉緑素。クロロフィルです。

2006年11月15日 (水)

もしも僕がいつか君と出会い話し合うなら そんな時はどうか愛の意味を知って下さい

本日は相方サマBIRTHDAYなので、相方サマが音楽に目覚めたきっかけだと言ってた(はずです)ブルーハーツのタイトルにしてみました。案の定、ぺぺです。

さて、今日はダイエットの話。

なぜかといいますと、越後屋Uさんがダイエット中だからです。

ダイエットがんばってほしくていろいろアドバイスする、心優しい乙女、ぺぺ。

曰く、「今日の仕事は空気椅子ですればいいんじゃないスか」「エレベータ使わないで階段使ってくださいよ」「今日は自分の机の中にある物を取るときも、Uさんに取ってって頼むことにしますね」。

健康に良かれと青汁を頑張って飲んでいたので、JOJOで素敵なパロディ画像を作ってプレゼントしました。

でも、いじめっこしてる場合じゃないですね。

友人Kちゃんもハイパーダイエット中です。

う~ん、ぺぺも負けてられない!

今日はいっぱい歩きました。まあ、いろいろ用事があったせいもありますけど。とにかくてくてく歩き(妄想付)。

あ、にっくきセルライト様を消す、あの運動もしなくっちゃ。

20日には久しぶりの人たちとの忘年会があるので、それまでにスッキリとしておきましょう。

とりあえず、LOOKチョコをやめて、カカオ72%チョコに替えました。

あとは…毎日杏仁豆腐を食べていたのですが、明日からはやめることにします…ダイエッターとかいいながら、毎日こんな生活をしてました(^^;)

でもさ、ぺぺにとって、甘いものって、人生の楽しみの約半分を占めてるような気がするんですよね。

残りの半分はラブです えへっ

砂糖菓子みたいなものでいいや、ぺぺは。ん~、砂糖菓子ってゆーより、綿菓子かな。ふわふわして甘いやつ。

綿菓子に似ているといえば相方サマでしょう。

なんて、うまくまとめた…かな?

ちなみに、王子様の好きな食べ物は、おそばだそうです。だから、どうということはないですが。ぺぺ、そば打ち名人になろうかなぁ…。


タイトル THE BLUE HEARTS「リンダリンダ」

はぴばーすでぃ☆

麦茶をくれよぉ。朝からですが、案の定、ぺぺです。

ベタなネタを書いてみました。あは

そんなわけで、本日は相方サマばーすでぃでございます! おめでとございますです~ぱちぱち

最近の相方サマは、髪の毛が伸びててカワユスです。

おとなの、男のひとに、カワイイって褒め言葉じゃない気もしますが、相方サマはホントにカワイイって思っちゃいます。

相方サマとは、ホントにいつかおともだちになりたいです。それで、くるりの「もしもし」を借りるの(^^;)

いやいや、そんなのなくても、三国志の話とかもしましょう。

コントのとき、ぜんそくなのにすっごい動いて頑張ってる相方サマが大好きです。

いつも王子様のことばかり書いてますが、相方サマだって大好きなのです。ふたりが大好きなのです。

だからずっとずっと、ふたりでやっててほしいなぁ~。

2006年11月14日 (火)

眠りからやがて目覚め くちびるで頬に触れて よろこびをわかちあえる

そして微笑む瞳に逢う…案の定、ぺぺです。

なんか、いいなぁ。朝起きて、隣に王子様の顔があったら…うぁぁぁぁ寝てられないです。

寝起きなんか、絶対見せられない!

そもそも、ぺぺは寝相が悪いから、もう絶対ムリ!

万が万、いえ万が一そんな奇跡があったら、一晩中起きてなくちゃ。

…そんなことはないでしょう。

そんな機会があったら、う~ん、ふたりして夜明かししてゲームでもしましょうか。あ、相手になれないや。三国志くらいしかやってないもん。

それに、自分がやるより、王子様がゲームをする姿を見つめていたい…ゲーム大会行けって話ですね。こないだのゲーム大会、楽しかったらしいです。いいなぁ、行けた人。王子様と同じ空気を感じてるってだけで羨ましいです。

ヤバイ、完全に病気ですね。

夢の中を彷徨っています。

そんで、夢の続きを想い出しながら100%のアップルジュースを飲んじゃってるわけです(^^;)

このフレーズがでてくるのは、ホントに病気かもしれません。

ぺぺ的には楽しいけど…そろそろ王子様病じゃなく最近の話でも。

って言っても、会社と家の往復だけなんですよね~。

今日は病院にお見舞いに行ったけど。パパン入院中。

あ、そうそう。最近、越後屋UさんとチャングムUさんが「ジョジョの奇妙な冒険」を読んでいます。越後屋Uさんリクエストにより、貸し出しました。あは

「震えるぞ、ハート! 燃え尽きるほどヒート!!」

とか急に叫んでも、フォローしてもらえるようになりました。

言わないけど(^^;)

それよりスタンドを出してみたいです。

だけど、おっとりとして平和的な性格(笑)のぺぺでは、スタンドが害になってしまうことでしょう…え~っと、何を言ってるか知りたい方は、ジョジョの奇妙な冒険を読んでください。

あ~、今日も乙女とは程遠いでございます。

乙女な話…ってなると、また王子様話エンドレスになりますので、今日はこのへんで。


タイトル PSY・S「EARTH~木の上の方舟~」

2006年11月13日 (月)

何故 あなたが 時計をチラっと見るたび 泣きそうな気分になるの?

王子様が時計をチラっと見るたび、泣きそうな気分になるより、そうやって時計を見るんだぁって新しい発見をしたようなわくわくした気分になっちゃってました。案の定、ぺぺです。

何せ、舞い上がってましたから。よく見つけたよって。

ぺぺだったら、愛・地球博の会場でだって、ちゃんと見つけたと思うんだよなぁ…。

何のことだか判らないですよね。ええ、ひとりごとです。

というわけで月曜日。

月曜日といえば、ポッドキャスト。

王子様たちの楽しげな話し声を聴きながらの投稿です。

ホントに中学生の放課後みたいだなぁ。ぺぺも混ぜてほしいです。女子は来るなよぉって相方サマに邪険にされそうですが。そんなのには負けないよ。え~いいじゃんって入り込む…あ~リアルに中学時代のぺぺそのものだ…変わってないんです。

でも、最近は会社でもちょっと中学生気分。キン肉マンの話とか、よくしてます。…中学生以下…小学生とかみたいですね。しかも低学年…。

あ、王子様とこれで会話できるかも!

だって王子様、むか~し(小学生のころ?)尊敬する漫画家がゆでたまご先生だったはずですもん。

初めて共通の話題が見つかりました てへ

だけど、マニアックすぎて(ぺぺは相当詳しいです)、ひかれてしまう可能性が…。

思い出すとすげー楽しいんですけどね~。

あ~、乙女のぺぺにあるまじきことを書いてしまいました。

え~っと、乙女な話題…あ、今日、ニットコートを買いました(*^ー^*)v

すっごいカワイイです。お店のかわいい店員さんと、いろいろコーディネートの話をして楽しかった 「ホントにお洋服、好きなんですね」って言われて、うれしくなりました。

そのうち、また写真をUPしたいと思います。

今日は…え~っと、キン肉マン系の疑問があったことを思い出したので、これから調べようと思います! 結局乙女でもなんでもない…


タイトル 松田聖子「赤いスイートピー」 乙女の王道です!

2006年11月12日 (日)

デコボコの坂道 君へと続く 間違いだらけの私 君を求めているから

初雪です。例年より、遅いみたいです。案の定、ぺぺです。

こーやって寒くなると、ついついお部屋にこもりっきりになっちゃうけど…これじゃあいけません! ぺぺはいつだって王子様に逢えるように、スリムでいなくちゃ、なのです。

とゆーことで、最近いろいろあって運動とかサボっていましたが(物理的に無理だったこともあるもん、いいわけだけど)、今日からストレッチなどしてみました。

最近ね、ごはんは結構ちゃんと作ってるので(もうひとつのブログで見てね、あと足りないのは運動なのです。

そうそう、今日は「あるある大辞典」なんかも見ちゃいました。

にっくきセルライト様特集です。

朝晩、あの運動を…できるかなぁ。特に、朝。

一応、平日は朝、軽いストレッチをしてます(最近はしてなかったけど)。

それ+あの運動となれば、時間も結構かかっちゃうはず。

そして、徒歩通勤すれば完璧!

でも…何時に起きればいいんだろう…きっと無理です。

運動だけ考えればできなくもなさそうだけど、ダイエッターとしては正しい朝ごはんも食べなくちゃだし、おべんとだって作りたいところだし。

今でさえ、通勤の2時間前に起きてるんです。最初の30分は生きるしかばね的な存在ですけど。

ぶつぶつ言ってないで、早く寝た方がいいですね。

ホントに、王子様チャンスを与えてくれさえすれば、真面目にダイエットでも何でも取り組めるんだけどなぁ。

今日はテレビで、めちゃめちゃカワイイ王子様を見て、幸せです。

だけど、実物を見たいのです。

せめて夢でもいいから、逢いたいなぁ…。


タイトル 安藤裕子「愛の日」 今日、激しくうたってました。きっと、王子様とぺぺのこんな日が近づきつつあるのでしょう…ホントかな?

お昼に起きたら外は

お~、よし、よし。ぺぺです。

ああ、なんてひどい書き出し…でも、頭にこびりついて離れないのです。

何が何だか判らないですよね。このまえの王子様ラジオの際に、相方サマが読んだ投稿にサブリミナルのように入っていたえっちぃ(笑)フレーズです。相方サマ、声がエロくて、大笑いしちゃいました。

それにしても、今日はめちゃくちゃ悪天候です。

雨と風がひどくって。街までお買い物に行こうかと思ってたんですが、こんなお天気なら外に出たくないと、二度寝しちゃいました。

昼ごろに起きて、お風呂入って、アイスなんか食べながら、このまえビデオに撮っておいたCoccoちゃんのライブを見てます。

ああ、ねぎちゃん…。

ここでDSLの根岸さんの話はほとんどしたことありませんが(岸田さんが夢に出てきたときに、ちらりと名前を出しました)、とにかく好きです。基本的にベーシスト好きです。だって、なんかかっこよくないですか? 寡黙な感じで。

めだたないものに心惹かれる傾向にあるかもしれません。王子様とか王子様とか王子様とか。

天気よくならないなぁ。ニットコート買いに行きたかったのになぁ。

たまにはビデオ三昧な日曜日もいいかな。でも、せめて食材を買いにいかなくちゃ。


タイトル 相方サマが歌ってます。このうたでは「外はいい天気」なんだけど。

2006年11月11日 (土)

耳をそばだてて じっとそばだてて 右手で左手をつなぐよ あなたと

昨日、「名前を呼んでもらう」的なことを書きましたが。王子様が「ぺぺ」連呼するのをさっきまで見てました。えへ でも、ぺぺの野望はこんなところじゃ止まらないです。生身の王子様に、ちゃんと呼んでもらわなくちゃ。案の定、ぺぺです。

でもね、ホント、自分が呼ばれてるわけじゃないことはよ~くわかってますが、顔がにやけちゃう。返事しちゃう。

今回いちばん覚えてるのは、「ぺぺ的な感じなんですよ、ウチの相方」。ぺぺは相方サマと近いですから…。

テレビに話しかけるようなことはしたくないと思ってたのですが。

今やパソコンに返事する乙女です。

それもこれも、王子様のせいです。

あ~、生の王子様に返事をしたいでございます。

尻尾だってパタパタふっちゃうよ。メイプルちゃんにだって負けないから。

本日は東京にてイベントがあります。行きたいなぁ~。今更だけど、行きたいなぁ~。

ときたまここのブログに登場させちゃう越後屋Uさんと、たぶんIさんも今、東京方面にいるはず。

ああ、いいなぁ。ウラヤマシス。

だけど、あのイベントは、夜に弱いぺぺには参戦不能…なのでしょう。

仕方ない、遠く海のこちら側から、妄想でもしてます。

それが結局、いちばん楽しーのかも…いつもながら寂しい週末です。


タイトル クラムボン「サラウンド」

眠れない夜のミルクティ。

案の定、27時起き。そして眠れません。興奮しすぎですか? ぺぺです。

ぺぺはとにかくすぐ寝ちゃう子なので、眠れないのが珍しくって、ちょっと楽しいです。…今の状態、「眠れない」ってゆーのは正しくないですね。もう結構寝ちゃってます。

いつものようにパーカー着て、もこもこ靴下はいて、ブランケットにくるまって、温かいミルクティを啜っています。

脳内BGMはくるり「Tonight is the Night」。

夜のとびら ぺぺはまだまだ高いテンション♪です。

夜の扉ってゆーより、もう明け方なんですけど…

お布団の中でぬくぬく妄想しながらまどろむ明け方も好きですが、ミルクティを飲みながら鼻歌歌いながらキーボードを叩いてるこんな明け方も好きです。

これから、何しようかな。洗濯機を回すには早すぎる。

ほわほわあくびがでてくるようになりました。

もう1回お布団に入って、また王子様のことでも思い出そうかな。幸せなことを考えてれば、どきどきして眠れないなんて思いながらも、いつだっていつのまにかすぅすぅ眠っています。

でも、寝ちゃうのはもったいない気がします。

何ができるかなぁ。

とりあえず、もう1杯ミルクティを飲んで、それから考えることにします。

2006年11月10日 (金)

昨日のことみたいに出会った日を忘れないで

あんなうさこを描いちゃったせいか、ついついあの日のことを反芻してしまいます。王子様ラブ全開!案の定、ぺぺです。

思い出す回数が増すごとに思い出したくない事実を思い出してしまうのは、どうしてなんでしょう…いやいや、運命の出逢いです、王子様だってきっと背筋がぞぉ~っと…それは運命の出会いの表現じゃあないだろっ!

いや、それは冗談としても、思い出したくないことが多いです。

王子様には、覚えててほしいの半分、忘れてほしいの半分です。

もちろん、美しい思い出であれば覚えていてほしいのですが…完全にこの日を美化しているぺぺでさえ思い出したくない事実がいくつもあります。何せ怪しさ満点だったし、王子様の隣にいながら全然関係なくケータイいじっちゃったし。やっちゃイケナイことやってます。

これ、初めて書いたけど、失礼極まりないですね。

ああ、ごめんなさい、王子様。でも、隠し撮りとか、2ちゃんねるに情報流したとか、そんなことはしてないですから。「今、のっぴきならない状況にあり動けないゆえ待ち合わせの時間を変更されたし」の合図を送ったのです…。

それに、ライブ後の疲れてる王子様に気を使わせてしまったし。

ファンなら自分から話題をふれ、ですよね。

ホントに、どんなふうに王子様の目に写っていたんだろう…。

まぁ、リアルな話をすれば、王子様にとっては「たくさんある日常の出来事のひとつ」に過ぎないでしょうから(だって芸能人だし)、忘れてるでしょう。

でも、とにかく運命なのだから、次に逢ったときにはきっと思い出させてみせます!

今度はちゃんと、しっかりお話できるかな。

ああ、この次にはちゃんと名前を言おう。そして名前を呼んでもらおう。

 声が聴きたいな 名前を呼んでよ

 時間が止まってこのままがいいよ

自分のこと「ぺぺです」って名乗った方が、インパクトあるし、覚えててもらえそうですね。

でも、ばかじゃないかと思われてひかれそう…諸刃の剣です。

…今さら、ばかと思われようが何だろうがいっかぁ。印象付けて覚えてもらう方が大事。メル友への第1歩です。

とか書いてますが…逢えるかなぁ。

逢いたいな。

ひらすら、祈ります。

運命を信じます。


タイトル くるり「BIRTHDAY」 もうすぐ相方サマBIRTHDAYだなぁ。

文中の歌詞 くるり「Baby I Love You」

2006年11月 9日 (木)

ぺぺ、リハビリ中。

ん~。まだ、あんまり「書くペース」が戻ってないです。書いてて「へたくそ~」って思います。ダメダメです。案の定、ぺぺです。

絶好調のときは、天からことばが降ってきます。通常時だって、ことばが溢れてきて、勢いよく書いてます。呼吸をするようなものです。そんなぺぺが、今は「考えながら書いている」のです。

いやなカミングアウトだなぁ~(^^;)

ほんの1週間書かないだけで、要リハビリっすか。

退化ですよ、退化。

昨日書いたのも、ホントはもっとよく書けるはず。あれは誰に何を伝えたいのかわからない、変な文章です。ホントに、もみじの紅に、すげーって感動したのに。見慣れない道を歩いて、ホントにわくわくしたり心細くなったりしたのに。惑星基地ベオウルフ聴いてドキドキしたのに。

王子様ポップなツッコミ(笑。でもそーやって書いてた記事がありました、ホントに)の如く、ポップな文章を書けるように、早く勘を取り戻さなくっちゃ。とはいえ、昨日より全然スラスラ書けてるぺぺが、ここに。

まあ、読んでくれている皆サマから見たら、全部似たようなものに見えているのかもしれません…全部低い水準だよ、と。あああああ。

いいのです。

コイツおかしいなぁ、ばかだなぁ、と笑ってもらえれば。

笑顔がいちばん、うれしいのです。


ところで、カテゴリー別の「おはなし」、見やすい順番に並べ替えてます。上から順番に読めるので、興味のある方はどうぞ。

そして、11月9日現在描かれているうさこ。最近描いて、自分で笑っちゃったうさこです。

うさこってゆーより、ぺぺです。ぺぺうさです。

もう1個、王子様と出逢った日のぺぺうさも描いたので、こっちに入れました。

ちなみに王子うさ王子様に似てませんから。

2006年11月 8日 (水)

ちょっと遠回りしてみよう。

今日は時間があったので、いつもは歩かない道を歩いてみました。

1本横にそれただけでも、風景も聞こえる音も全然違ってて。

ああ、こんなお店があったんだぁ~とか、いろいろ発見しながらの帰り道。

ちょっと遠回りになっちゃったけど、知らない街を歩いてるみたいでした。

そんなふうに風景に敏感に歩いていたせいでしょうか、おうちの近くのもみじがすっごく紅くって、吃驚しました。

こんなにも紅かったんだって。

知ってたけど、気づいてなかった。

こういうの、忘れてちゃイケナイですね。

日々の暮らしや季節や自然を大切に見つめていたいと思います。

のんびり歩いて、時にはちょっぴり遠回りして。


耳から聞こえていたのは、GOING STEADYの「惑星基地ベオウルフ」。

クリスマスイブまでにあのこに告白できるかなぁ

告白、できるかなぁ。

クリスマスイブまでに、もしも、逢えたら…

逢えたらいいのになって思う、遠回りの帰り道でした。

2006年11月 7日 (火)

スパム対策って・・・

何を書こうかなぁ~って思うときに、最近チラチラと頭をかすめることがあるので、書いちゃいます。ぺぺです。

久しぶりに、ここに戻って、パソコンメール見てみたら…すごくすご~くあり得ないくらいのメールがココログさんから来てました。

たぶん、300件くらい。

コメント一覧を開いたら…はぁ~…

そんな感じだったので、ゴメンナサイ、CAUTIONにも書いたのですが、先頭記事以外のコメントもトラックバックも受け付けなくしてしまいました。

ホントはこんなのいやなんだけどなぁ。

たまたま見てくれた方が、ここに書きたいって思ったときに、書いてもらえるようにしたいんです。

のんびりまったり楽しめる場所にしたいのです。

だから、悲しいなぁって思います。

ものすごい数のスパムコメントやスパムTBを削除しながら、なんでこんなふうになっちゃったんだろうって思いました。

別に人気ブログでもなんでもないんだから、そっとしておいてほしいなぁ。

ぺぺも困るし、もしそのコメントからおかしなところとかに行っちゃう方とかいたらもっと困るし…。

なんとかならないかなぁ…。

なんか、いやな話でゴメンナサイです。

2006年11月 6日 (月)

さよならしたくない このかがやきと まぶしくはじける気分 届けあなたへ

声を失った人魚姫です。王子様を得なければ、泡になって消えちゃうのです。助けて、王子様。なんちて。ただただ声が出づらいだけです。案の定、ぺぺです。

王子様ってば、お誕生日プレゼントにゲームを買ってもらったんですね。かわいいなぁ。かわいい三十路。いいんです、王子様は何でも。

昨日はテレビに出てました…ちらっと書いてますね。

左腕がちょくちょく映っていたので、ひたすら見つめてました。

右腕なら思い出があるんですが、左腕には何もない…でもいいの。ガン見です。

顔が映ったときにくちがパクパク動いてたら、必死で読唇。ああ、ここでこーやってつっこんでるんだぁ~なんて。ほくそ笑むわけです。すげー怖いファンですね。ほっといてください(^^;)

でもって今日はポッドキャスト。お声に耳を傾ける日です。

それで、くすくす笑い。甘いなぁ~。

王子様、自分たちに甘いって言ってたけど、ぺぺも王子様たちに激甘でございます。ちょっとしたことがすっごいおもしろくって、楽しいのです。

しょうがない、笑顔が生まれるのがラブなんですもん。

なんか今日は疲れてるんですが、王子様充電できたので、あしたも頑張ります。

うん、頑張れます。

頑張って頑張って、最後にたどり着くのが王子様のところでありますように…。すげーよこしま…頑張りの方向ってそっちなのか…


タイトル 白井貴子「CHANCE」 古いうたですね。でもなんか最近好きになりました。はじけ飛んでもっと遠く何かきっと待ってる、なのです。

誰も気づかないような嘘だってつくのさ。

ぺぺの名前の由来は、


ーパードライバーで

ペロンチーノづくりの天才だから。


ってことは、ありませんです。

実はもっと悲しい由来が……


ありませんから。

2006年11月 5日 (日)

君が素敵だった事 ちょっと思い出してみようかな

いや~、今更の話をしてもいいでしょうか。ハンドルネームがぺぺでよかったっす~。変なテンションです…案の定、ぺぺです。

この話はいつかしようと思いながら、なかなかしていなかったわけですが…単純に、王子様がパラシュート部隊の矢野ぺぺさんを「ぺぺ」と呼んでいるので、それを聞くとぺぺが話しかけられてる気がしてどきどきしちゃうってだけです。「ぺぺもそれ、見たの?」とか言ってると、まるで自分が話しかけられてるみたいで、きゅ~んってなっちゃう(^^;)

まあ、相も変わらず小さなことで「運命~!」とか思ってます。

たまたまテレビつけたら、「8月18日」に放送した番組の再放送してたりとか。

もうね、運命ですよ。わかってる? 王子様

今は王子様がテレビに出てますので、集中力を欠いた状態でキーボートを叩いております。顔丸いなぁ~。かわいいっ

もしかして、8月18日と同じ靴を履いているのではないかと思ってガン見しつつ(でもあまり映らない…)、王子様に集中することにいたします。


タイトル くるり「東京」

御意見無様

え~っと、タイトルは下妻物語(嶽本野ばら著)のイチゴちゃんの特攻服の文字パクりました。このシーン、何度読んでも笑っちゃいます。すげーなぁ。イチゴちゃんは「御意見無“用”」と書きたくての間違いだったのですが、ぺぺはホントに御意見無様になります。

でもって、いいわけです(^^;)

いやだなぁと思いながら、今読み返してました…冷や汗かいちゃう。

若いなぁ。若いね。

まず最初のおはなし。PROLOGUE。これはまぁ、いいや。短いし。

次のONE MORE KISS。これは、あのフレーズを書きたくて作ったようなものです。「彼のくちびるに、あたしのくちびるで、一文字」。あは それだけのためとは思えない長さになりましたね。なんてゆーか、尚人くんが、ぺぺの中ではあまりに報われない子で可哀想だから、こんな話です。

最後のNO WOMAN NO CRY。これがなぁ~。

いろんな視点で書いてたのですが(花南子さんでも、尚人でも、タクでも)どれもうまくいかなくて、第三者的な視点がいいかなって思って書いて、やっとしっくりきたものです。が。

ノリが暴走し始めちゃったのです。

もっと、映画でも見てるような、ふわんとした仕上がりにしたかったはずなのに、好き勝手なことをするし、挙句悩んでるし、吃驚しました…いや、書いてるのは自分なんですけどね。

最初に考えていたタイトルは「SCENE」(シーンの寄せ集めだったから)でした。でも、書いてる途中でレゲエ大好きになったので、急にタイトル変更して、内容も少し変更した…はずです。ホントは文中にもっと曲名が出てました。主にラヴァーズ・ロック系です。でも、おかしいですよね。ロックバンド少年の物語でレゲエだらけって。

で、ラストは大幅に削りました。長すぎるんだもん、面白くないのに。でも、きりすぎたかなぁ。まあ、いいか。

ぺぺの中では、その後も「彼ら」の人生は続いてます。ちゃんと成長してます。

ところで、これらの話は、全部フィクションです。ぺぺの経験に基づくものは何ひとつございません。

そんなわけで、今日からは「妄想チャンネル」平常運行です。

2006年11月 4日 (土)

気づいたのあなたがこんなに胸の中にいること

Kiroroの長い間です。相方サマがよいと言ってました。ぺぺ的にも、なぁがいあ~い~だ~まぁたせてご~めん~♪です。え、誰も待ってないッスか? まぁ、いいや。案の定、ぺぺです。

長い間、本を読んだり、音楽を聴いたり、うさこを描いたり、或いは妄想を楽しんだりしてました。あは

相変わらず、王子様妄想を楽しんでましたが、途中でうとうと寝ちゃって、自分の意のままにならない…。

だって、「今度、オムライスのお弁当差し入れします」という妄想というか夢というかを見たのですが、相方サマにはケチャップでハートを描いちゃうありがちなラブお弁当、王子様にはピカチュウ形のオムライス…って、なんか間違ってませんか? 「王子様はゲームが好きだからぁ」って言ってたぺぺが憎いです。王子様にこそハートでしょうがっ!

まぁ、仕方ないです。夢なんだから。

それにしても、久しぶりに書いて、こんなんです。ゴメンナサイ、でもぺぺらしいでしょ?

ところで、タイトル。胸の中にいる「あなた」は王子様じゃありません。だって、王子様がこんなに胸の中にいるのは前からずっと知ってるもん。今回気づいたこんなに胸の中にいるものは、ここのブログです。めっちゃ大好きですラブです。

久々なので、こんなオチでした。あは


タイトル Kiroro「長い間」

天使の住む場所。

たぶん、いる場所はここじゃなくたっていい。

いつだって、 ふわっ  と

どこかに飛んでいけるだけの軽さがあるのが

ぺぺなのです。



だけど、今、ここにいる以上は、

この場所を楽しまなくちゃ。

世の中の大半のことどーでもいーんだけど、

自分の大切な人たちは、いつも笑顔じゃなくっちゃ、イヤ。

駄々っ子みたいだけど。

守りたいのです。



そんな気持ちで。

戻ってきました。

お久しぶり、皆サマ、お元気ですか?

ずっと書きたかったのです、ホントです。

また毎日、コツコツと書きます。

これからもよろしくお願いしますです。




ただいま。

2006年11月 3日 (金)

はじめに。

え~っと。登場人物が多すぎますので、少しばかりいいわけなど。

このおはなしは、長い長いおはなしの一部であります。

ほかのおはなしにも興味のある方はこちらへ。

ちょっと簡単に、本編の説明します。

中学時代。「なな子(天城なな子)」と「ノリ(奥原徳大)」のおはなしです。なな子は「桃瀬(桃瀬一美)」と、仲良くなります。ノリは尚人と幼馴染です。

典型的なラブストーリーですね~。ともだちの好きなひとを好きになったらどうする、的な。

で、高校生になって。

ここで、ノリくんは「星野さん」という女の子と知り合い、やがて心惹かれるようになります。

あと、男の子はバンドやってまして、尚人とノリのほかに、タク(卓士)と暁、それから裕哉さんという名前が出てきます。

高校のときは軽音楽部に彼ら、所属していまして、後輩に豊田愛穂ちゃんという女の子がいます。

う~ん、これで登場人物の説明(?)はおわったかなぁ?

まぁ、そんな基礎知識がなくても読めなくはないと思いますが、まぁ、一応。なんでこんなにちょい役に名前があるんだ? って感じだろうなぁ、と思ったので。削ろうかとも思ったのですが、彼らの成長にみんなちょっとずつ必要だったものですから。ぺぺの頭の中では、あくまでも、たくさんあるおはなしの中の一部分、なのです。

作者としての力量のなさを棚に上げてのいいわけでした。

NO WOMAN NO CRY 1

NO WOMAN NO CRY

いつものライブ。いつもの歓声。男、女。

俺はあがり症だから、客席はあまり見ない。どうせ、ライトが眩しくて、あまり見えはしないけど。

でも、不安で時々見てしまう。

そんなとき、偶然ライトが弱くなって見えたんだ。顔を背けて、ドアの向こうに消えていった、女。

NO WOMAN NO CRY 2

。。。。。

帰り道。今日は、打ち上げもなく、何となく解散になった。尚人が、何か食って帰ろうぜ、と俺を誘う。俺たちは相変わらず、近所に住んでいる。

ススキノの街は、どうしてかいつも明るい。そして、人が笑いさざめいている。俺たちみたいな、いかにもロッカーって格好をしていても誰にも指をさされない、不思議な街。

「金曜日、か」

尚人が呟く。ああ、街はカップルだらけだ。

突然、尚人が足を止める。

「どうした?」

尚人は、目を細めて前を見つめていたかと思うと、急に駆け出した。一体、何なんだ? 呆然と眺めていると、人混みの向こうに、背の高い尚人の頭がひょっこり見えた。

一瞬、人波が途切れて、鮮明に映し出された。尚人、が、女の子の腕を摑んで。あれは。ライブの途中で出て行った女? 長い髪、白いスカート。きっと、そう。

尚人が何か話している。ひとこと、ふたこと。そこだけ時間が切り取られたかのように、動かない。彼女が、尚人の手を振り切るように駆け出して、尚人はそれをただ見つめていて、それからやっと時がごうごうと音を立てて流れ出す。ようやく、動き出せる。

立ちすくんだままの尚人に近寄って、肩を叩く。

「あ、ノリ。悪い、俺、帰る」

「メシは?」

「いや。悪いな」

夢を見ているかのような、尚人の顔。バカヤロー、一目惚れかよ。逃げられたくせに。

何となくムカついて、ひとり、ファーストフード店でハンバーガーに齧りつく。

バカヤロー、バカヤロー。

ん、俺、一体何にムカついているのだろう。別にどうってことないのにな。でも、面白くない。腹の底で、何かが蠢いている。そうか、尚人が約束を守らないからだ。なんて。

ガキでもあるまいしな。


家に着いたら、手紙が届いていた。

豊田愛穂。高校時代の後輩だ。

今どき手紙なんて珍しいけど、メールだけじゃなくて、あいつはこうやってたまに思い出したように手紙を書いてくる。

いかにも女の子っぽいキャラクターの書かれたピンク色の封筒に、小さな丸い文字が並んでいる。

愛穂ももうすぐ20歳なのに、相変わらずこどもっぽいなぁ。だけど、なんとなく嬉しく思う。

さっきまでのムカつきを忘れて、小さく鼻歌なんかを歌いながら、封を切って読み始める。そして、目を見開いた。

『今日、小樽に行ったとき、なな子さんを見かけました』

なな子。高校を卒業したあと、姿を消してしまった。あれから、4年。

少しずつ少しずつ、過去になってきているとはいえ、やはり俺の中では鮮明に残っている。痛みも、せつなさも。

尚人は、はじめて好きになった女の子。なのに俺は、なな子に惹かれてしまった。急速に、止められないくらい。なな子も、同じ気持ちを感じてくれていた。運命だと思った。好きで好きで、でも尚人には言えなくて、秘密で気持ちを重ねていた。罪悪感に苛まされながらも、お互いにただ愛しくて、大切に思っていたけど、当然長続きなんかするわけなくて…すべては、言い訳になるけど。

そんな状態で、ぐちゃぐちゃな高校時代の後、姿を消した、なな子。

小樽にいたなんて。

ため息をつきながら、俺の指は愛穂の電話番号を探していた。

10コール。出ない。

尚人に教えてやろうか。

「現在、電波の届かないところにあるか…」

ちぇっ。

特に金曜日の夜だから、俺はつまらないのかもしれない。

女の子でも、いればいいのに。愛穂のヤツ、一体何してるんだろう。

尚人も、硬派ぶってるくせにオンナ追っかけてフラフラしてんじゃねぇぞ、ったく。

NO WOMAN NO CRY 3

次の日。目が覚めたら、尚人が俺の部屋で雑誌を広げていた。

「……ンだよ、なおと」

寝起きのせいで、うまく声が出ない。でも、まあ、よくあることだ。昔から、俺たちは勝手に部屋に出入りしている。

今もそんなふうにしているってことは、それはつまり、お互い、今、彼女がいないってことだ。もしいれば、彼女と仲良くしてるときに入ったり、そんなことになったらお互い気まずいから、できないだろう。

「あのさ」

Tシャツを着て、ぐちゃぐちゃの髪の毛に指を通していると、不意に尚人が話しかけてきた。

「昨日の女さ」

「ああ、あの。何だったんだよ、あれ」

忘れていたのに、苦いものを急に思い出す。舌打ちしたい気分だ。

「夏川カナコっていうんだって」

はぁ? それがどうしたんだよ。

俺は少しだけ混乱する。まるで、俺が訊いてこいと頼んだような、そんな気がしてくるような、そんな話し方をされた。

「なつかわ、か、な、こ、かぁ」

返事をしない俺をよそに、尚人はひとりごとのようにつぶやいた。

カナコ。その名前の響きで急に思い出した、昨日の手紙に書かれていた名前。

「なな子が小樽にいたらしい」

尚人の反応は、俺が思っていたどれとも違った。慌てもせず、大声を出しもせず、顔色ひとつ変えず、静かな調子で、さっき夏川カナコの名前をつぶやいたときのままふうんと頷いた。

どういうことだ? あんなになな子のことばかり見つめ続けて、考え続けてきたヤツが。

今すぐこの部屋を飛び出して、小樽行きの電車に駆け込むような、そのくらいのことはしかねないヤツだったはずが。

「なな子、逢いたくないんだろうな」

掠れた低い声で、尚人が呟く。

逢いたくない……誰に? 俺に。いや、俺たちみんなに。あの頃を思い出させる誰にでも。そうか、尚人は、なな子を思いやって、感情を抑えているのか。

でも、なな子、いつまでそうやっているんだろう。なんて弱い女の子。どうしていつも、そんなに傷つかなくちゃならないんだ。俺たちは、こうして普通に生活しているのに。

「夏川カナコって、どんな女?」

落ち込んだ空気を元に戻したくて、俺はわざと明るく尋ねてみた。

尚人は、静かに首を振る。伏せた瞳にかかる影。

「名前しか、知らない」

え? それは、どういう? 片想いってことか。いや、尚人の表情は、なんなふうじゃなくて、もっと彼女をよく知っているような、いや彼女に同情しているような、そんな感じ。

「なな子のこと、誰に聞いた?」

「ああ、愛穂から、手紙が来たんだ」

「おまえら、まだそんなことしてるのかよ。あいつ、元気なのか」

「たぶんな」

俺たちは、どういうわけか、傷ついていた。

愛穂の思い出話を少しして、それからふたりで黙っていた。

なな子はどうしているのだろう。夏川カナコは、尚人とどんな関係なんだろう。尚人は夏川カナコをどう思っているんだろう。未だに、尚人のことはよくわからなくなる。そもそも、夏川カナコって何なんだろう。顔を背けて消えていった女。長い髪、白い服の、あの女。

尚人は、新しく恋をしたんだろうか。

NO WOMAN NO CRY 4

愛穂を街で見かけた。

背の高い男と、楽しそうに笑いながら歩いていた。

つながれた手を見た。

昔、俺のことを好きだと言ってくれた女の子。未だにメールや手紙を時々くれる女の子。その子が今、別な男と、小鳥のように笑いさざめきながら、俺に気づかず通り過ぎてゆく。

あれから、4年も経つんだもんな。

うっすら化粧をした愛穂は、俺の知っていた後輩の愛穂とは違う女の子のようだった。

ちょっとだけ、時の流れを感じた。

。。。。。

夏川カナコを見かけたのは、夏に近づいた夕暮れ。河川敷にあるサイクリングロードをぼんやり歩いているときだった。

夏川カナコは、白いトレーニングウェアを着て、走っていた。長い髪の毛はきりっとポニーテールにされていて、それがゆらゆらと揺れていた。苦しげに半開きになっている、紅い唇、白い頬を流れる汗。

綺麗な女の子だったんだ。

ふとそう思う。眩しくて目を細めた。

その瞬間、彼女が消えた。

一体、何が? 目を見開くと、尚人が目に入った。正確には、尚人が、倒れかけた彼女を支えて、木陰の芝生の方に移動しているところが。

あいつ、いたのか。

声をかけるのもはばかられて、そっとふたりの様子を覗き見る。眠っているように動かない彼女。そんな彼女を労わるように、タオルで汗をぬぐってやり、静かに話しかけている尚人。そこだけ時間が緩やかに流れている。

覗き見ている自分が恥ずかしくなって、俺はそこから走り去った。



夢を見た。

ひとり、小樽の街を心細い顔でさ迷い歩いているなな子。あの頃と変わらない、きゃしゃな手足、ふわふわとしたくせっ毛。愛穂は、高校のときの制服姿で、俺にではなくあの背の高い男に笑いかけた。河川敷を夏川カナコが走っていた。白い服。彼女には白がよく似合う。ああ、俺は。もうひとり白がよく似合う女の子を知っている。あの子が夢に出てくるのは久しぶりだ。白い服を着たあの女の子に、俺は手を差し延べる。星野。忘れたはずだった。忘れたかった。でも、忘れられなかった。伸ばした手を握り返してくれた顔を見ると、星野だったはずが、泣き顔のなな子になり、愛穂に変わり、星野の恋人だった裕哉さんに変わった。裕哉さん。彼はギターをかばって、交通事故で亡くなった。なんであんなことになったんだろう。星野を奪われて、憎んだこともあったけれど、彼は本当にいい人だった。もういない。もう憎むことも、彼を超えることも、俺にはできない。その裕哉さんから、また星野に変わり、夏川カナコを労わる尚人の横顔に変わり、夏川カナコの白い服になって、世界がくるくると回った。

目覚めて、俺は吐いた。

昨夜、飲み過ぎていたことを思い出した。

ズキズキと痛むこめかみを押さえながら、この世の中には忘れたいことが多すぎると思った。今、夢に出てきたもの、全部忘れても構わない。忘れられればいいのに。忘れたいと思うことほど忘れられない。

二十二年。

俺が生きてきたのは、たったそれっぽっちなのに。

。。。。。

NO WOMAN NO CRY 5

久しぶりに、女とふたりで飲んだ。

女っていっても、古くからの友達だけど。

「なぁ、桃瀬。愛穂がさ、なな子のこと小樽で見かけたって言ってたんだけど」

「ふうん」

桃瀬はつれない。赤い色のカクテルを、同じ色の唇に運んでいるだけ。華奢なグラスは、桃瀬に似合っていた。

こいつは、一緒にいるのが俺、っていうのが申し訳ないくらい、綺麗で大人だ。性格はさっぱりしているから、喋ってしまえば男同士のように気楽に付き合っていられるけど。

「おまえ、なな子の居場所、知ってるんだろ」

桃瀬は、チラッと俺を見る。

「磯島が知りたがってるってわけ?」

「違うよ。あいつは最近、別なオンナと」

言いかけて、慌てて口をつぐむ。別につきあってるわけでもないだろう。

ただ、なな子のことに、関心を示さなかっただけだ。

「ねぇ、ノリ。どうしてひとは、ひとつのところにずっといられないんだろう」

桃瀬がぽつんとつぶやく。

「あたしたちくらいの年になってくると、思い出が重くなってくるよね」

「俺、最近そう思ったよ。忘れたいことが多すぎるって」

「そうだね。記憶の消しゴムがあってさ、嫌なことゴシゴシ消せたら、どんなに気持ちいいだろうね」

それきり急に黙り込んだ桃瀬を見ると、彼女は微かに瞳を濡らしていた。俺は驚いて、何か声をかけようと思うけれど、うまい言葉が出てこない。

自分が情けなくてむかついていると、桃瀬は少し笑った。

「いいよ、無理して喋らなくても。ノリはね、側にいてくれるだけでいいんだ。ノリだけは変わらないから、安心できるの」

言葉が見つからない。

桃瀬がこんなに弱いところを見せるなんて。

何があったというのだろう。

やっとの思いで、彼女の彼の名前を見つけて話してみる。

「そうだ。タク、どうしてる?」

言ってしまってから気がついた。桃瀬を泣かせる原因なんて、きっとタクにしかないってことに。

「……ごめん」

ううん、と桃瀬は首を振る。

そして、もう一度呟いた。

どうして、ひとは、ひとつのところに、ずっといられないんだろう。

。。。。。

NO WOMAN NO CRY 6

また、夏川カナコを見かけた。

彼女は、買い物帰りなのだろうか、手にビニール袋をさげている。初夏の光に照らし出されて、俺はまぶしさに目を細める。

前にもこんなふうに目を細めて、そしたらいきなり尚人が出てきたんだっけ。

ふと、そんなことを思い出す。もちろん、手品じゃないし、今日は出てこない。今日はバイトのはずだ。

夏川カナコはどんどん近づいてきて、俺は目を伏せる。すれ違う。どうしてか、息苦しい。心がぎゅっと摑まれたかのような。動きが、ぎこちない。

完全にすれ違って、数歩進むと、思わずふうっと息が出た。安堵の息だ。振り向きたいけど、振り向いちゃいけない気がする。

そのまま前に進んでいく。

「カナコさん」

この声は。

こんな掠れた声、あいつしかいない。

「女の子が、こんな重いもの持ってちゃ、駄目ですよ。俺、持ちます」

カサカサと、ビニール袋が擦れ合う音。動く気配。俺は少しずつ歩を進めながら、五感は頭の後ろに集中させていた。

尚人、何、甘ったるいこと言っているんだろう。まぁ、もともとそういうやつだったか。

でも、今日はバイトのシフトに入っていたはずなのに、なんでこんなところに。しかも、俺に気づかないで、彼女にだけ。

だけど、あの話し方。恋人ではなさそうだ。

変なふたり。

息苦しくなる。

いつのまにか立ち止まってた俺は、慌てて走って、逃げ出した。



「尚人。あの、夏川カナコとどうなってんだよ」

バイトの帰り道、尚人に問いかけた。

尚人は、途端に嫌な顔をして、俺を睨みつける。何だよ。俺も、面白くない顔になる。そんな俺を見て、あいつはため息をつく。

「悪いけど、放っておいてほしいんだ」

「つきあってるとか、そんなんじゃないのか」

「全然。何の関係もないよ」

。。。。。

2006年11月 2日 (木)

NO WOMAN NO CRY 7

夜、愛穂から電話が来た。

「先輩、お元気ですか」

元気な声。このまえの男のことを思い出した。

「背の高い男と歩いてるの、このまえ見たよ」

話の切れ間に口を挟む。愛穂は、えって言った後、くすくす笑い始める。そのくすくす笑いは、本格的な笑いになった。

むっとすると、それが気配で伝わったのか、愛穂は含み笑いを残して話し始めた。

「だって、徳大先輩、妬いてるみたいなんですもん」

妬いてる?

俺が、愛穂に? まさか。俺は事実を話しただけだ。

だけど。少し羨ましいかもしれない。恋人といる風景。その空気に、なんだか、愛穂の言うところの妬いてるみたいな態度になってしまうかもしれない。

「そうだ、このまえ、磯島先輩が綺麗な人と一緒にいるの、見かけましたよ。桃瀬さんにちょっとだけ似てるひと」

「ああ」

夏川カナコのことだろう。桃瀬に似てるかな。言われてみれば、目元が似ているかもしれない。

「磯島先輩、ちょっと変でしたよ」

「え?」

「なんだか、憧れのひとに一生懸命話しかけてる、みたいな感じ」

ああ、いつも俺が思っている、あの違和感だ。恋人同士のそれじゃない、もっと他人行儀な。

そこまで思って、ふと気がつく。そういえば、夏川カナコの声を聞いたことがない。あのふたりでいるときに、尚人の声しか聞こえてこない。だから、違和感があるのだろうか。

「やだ、先輩、急に黙って」

愛穂が拗ねた声を出す。このこはまだ、子供なんだな。しょうがないやつ。ふだんならかわいいと笑っていられるけど、今はなんだかウザい。

彼氏と仲良くしろよ、ひとこと付け加えて、電話を切る。

今はひとりで考え事でもしていたい気分だ。

でも、考えるって、何を。

……いいかげん、認めよう。俺は、確かに今、夏川カナコに興味を持っている。彼女のことを、考えていたい。



バイトの後、サイクリングロードを通るようになった。夏川カナコには、いつも逢えるわけではない。それでも、いつも、なんとなくこの道を選んでいる。

今日もふらふら歩いていると、尚人の声が聞こえた。川べりのススキの向こう側。何気なく気づかれないように近寄ってみてみると、やっぱり尚人は夏川カナコと一緒にいた。芝生の上、並んで体育座りをして、川と向き合っている。

不意に尚人が立ち上がる。

気づかれた? いやそうじゃない。夏川カナコに「見てて」って言うと、いきなり、倒立前転。

はぁ? 何やってんだ、アイツ。

でも、夏川カナコは笑顔で手を叩いている。尚人も照れ笑いを浮かべて、軽くデニムをはらうと、彼女の横に座りなおした。

俺は、昔の映画を見ている気分になった。

何か知らないけど、昔の純愛もの。

今日のふたりは、少し恋人のようだ。できたての初々しい恋人。ふわふわと温かさがふたりの周りを取り巻いているようで、微笑ましい。微笑ましくて、胸の奥をきゅんとつままれたような、泣き出したいような不思議な感情。尚人のことが、あの空気を作り出したことが、少し羨ましい。

俺は、音を立てないように、ゆっくりと遠ざかった。

夏の太陽が、ゆっくりと沈んでいく。

。。。。。

NO WOMAN NO CRY 8

先輩の店で、2、3ヶ月に1回させてもらっている、ミニライブ。

ひどく、バンドの音が合っていない気がする。いや、合っていないわけじゃあない、ミスしているわけでもない、きっと聴いてくれてる人たちは気付いてないだろう、だけどなんていうか……心が合っていない。楽しくない。

暁と何度か目を合わせる。

暁が、尚人の方に視線を走らせる。

ミスはしていない。だけど、今日の尚人はひとりで走っている。

5曲くらいやらせてもらって、控え室代わりの部屋に入っても、いつものような充実感や爽快感もなく、俺らはしばらく黙っていた。尚人は頭からタオルをかぶって、椅子の背にもたれている。

長く続けてれば、時にメンバーの誰かの調子が悪いことだってある。だけど、今日のは。違和感だけが残っている。

違和感といえば。俺は、いつも来る顔が見えないことに気付いた。

「タク、今日は桃瀬、来てないのか」

タクはぴくっと体を動かした。一瞬、憂鬱そうな顔をして、そのあといつものポーカーフェイスに戻る。

「ああ」

そして、ため息のように、言う。

「ノリ、最近あいつと逢ったんじゃないのか」

思い出した。桃瀬の泣き顔。桃瀬の言ってたことば、どうしてひとはひとつのところにずっといられないんだろう。ああ、そうか、俺。

「ごめん」

「いや」

タクが話し終わらないうちに、尚人がタクの前に立った。

なんだ、と思う間もなく、尚人の拳がタクの頬にとぶ。暁が慌てて、尚人を引き離す。尚人は、自分でも驚いているかのように、呆然と自分の拳を見つめている。タクは尚人から目をそらして、床を見ていた。

「……悪い、タク」

暁が尚人を座らせる。俺は、何をどうしたらいいのか、わからない。暁と目を合わせて、首をすくめる。タクは唇を噛んで、荷物を持つと外に出て行った。こいつらの間に、何があったっていうんだろう。いったい、何が。

桃瀬のことで?

だけど、尚人が桃瀬のことで逆上するなんて、考えられない。何か言うくらいなら、ともかく。

結局、原因はわからないまま、俺は尚人と帰り道を、黙って歩いている。尚人は、俺の少し前を、黙って歩く。何も訊いてほしくないときの、尚人のやり方だ。俺も、わかっているから何も訊かずに歩き続ける。

急に、尚人が立ち止まって、俺を振り向く。話しづらそうに、眉間に皺を寄せている。

「桃瀬、元気だったか」

「まあな。いや、いろいろあるだろうけど。あいつなら大丈夫だぞ、きっと」

違う。

尚人は、桃瀬のことを訊いているけど、桃瀬のことを心配はしているだろうけど、今は桃瀬のことを考えているわけではない。遠い目をして、いったい何を思っているんだろう。上の空に俺の返事を聞き流している。

「おまえ、何考えてるんだよ」

つい、口からこぼれ落ちた、素朴な疑問。

尚人は、口元に苦い笑いを浮かべる。

「いや、あのときはただ、タクのことが許せなかった。桃瀬がどうこうっていうんじゃないんだけど。どうしても、駄目だった。悪かったな」

「何か、あったのか」

尚人はもう、答えなかった。

黙って俺たちは、いつもの河川敷を歩いていた。



桃瀬から電話が来た。

「磯島、卓士のこと殴ったんだって? ばっかだねぇ、あいつ」

桃瀬は、カラカラと笑っていた。

「おまえ、大丈夫なのか」

「うーん。ひとりで寝るのは寂しいかな。ノリ、添い寝してくれる?」

「ふざけるなよ。心配してるのに」

ちょっとムッとして言うと、桃瀬は笑って、そのあと泣いた。抑えてたものこみ上げてきたかのように、いっぱい泣いた。初めて聞く、桃瀬の泣きじゃくる声。頼りない気配。受話器越しでは何もできなくて、ただ黙って聞いているだけの俺。

いっぱい泣いた桃瀬は、そのあとまた少し笑って、言った。

「卓士が殴られたとこ、見たかったよ」

そしてまた、泣いた。

。。。。。

NO WOMAN NO CRY 9

1ヶ月が過ぎた。

夏がじりじりと暑さを増している。

俺は、久しぶりに桃瀬に呼び出されて飲んでいた。桃瀬は少し、髪形を変えていた。

「おまえ、ちょっとイメチェン?」

訊いてみると、桃瀬は笑って俺の背中を叩いた。

「やだ、ノリ。考えすぎだよ。暑くなってきたから、ちょっと軽くしただけ」

「ふうん。そんなもんなんだ。じゃあ、もっと短くすればいいのに」

桃瀬はくすくす笑って、髪の毛をサラサラかきあげる。桃瀬には、やっぱり長い髪の毛が似合っている。

そういえば、初めて逢ったときには、髪の毛が真赤だった。なんだったんだろう、アレは。次に逢ったときには、今みたいな感じだった。黒くて、サラサラして、いい匂いのするような髪って、男から見ればいいなって思う。

そういえば、なな子がいつも言ってたっけ。桃瀬の髪の毛羨ましいって。あの子はくせっ毛だったから、いつもそれを気にしていた。

「何、遠い目して」

「ん? ああ、ちょっと」

桃瀬は、相変わらず綺麗だ。長い付き合いだった恋人と別れたばかりとは思えないくらいに。

でも、その綺麗な頬をつついたら、涙がこぼれ落ちるのかもしれない。ほんのり酔った桃色の頬は、もしかしたらチークパウダーの色なのかもしれない。

「何よ。本当に変なノリ」

桃瀬が怪訝な顔で俺を見る。たしかに、ぼんやりずっと黙って顔見てた。変、だよな。思わず吹き出した。

「悪い。おまえ、綺麗だよなって。もったいないなって思ってた」

「もったいない?」

「一緒にいるのが俺でさ」

桃瀬は、ううん、と大きなかぶりを振ると、俺の腕に抱きついてきた。

酔ってる?

友達のはずなのに。俺の胸は急に高鳴ってくる。最近はこんなに女の子とくっついたことなんて、なかった、だからだ。桃瀬だからドキドキしてるわけじゃあない。でも、急に意識してしまう、桃瀬は女の子なんだ。頬が赤らむ。

すっかり舞い上がっておどおどしていたから、しばらく気付けなかった。桃瀬が微かに震えていること。

「桃瀬?」

彼女は静かにしゃくりあげた。

「ノリ、あたし。苦しい」

頑張ってたんだよな。明るく振る舞って。可哀想に。

俺は、彼女の髪の毛を、そっと撫でる。

今度はきっと、大丈夫だから。桃瀬はいい子だから。絶対幸せになるよ。いいって顔のこと、だって? 顔もそりゃ、いいけど。スタイル? 見せてもらったことないな。でも、いいんじゃないのか。そんなんじゃなくってさ。俺、おまえのこと好きだよ。その、男と女っていうんじゃないけど。大切な友達だよ。いい子じゃなくても友達かもしれない、だって? そんなことないよ。俺、性格のいいヤツとしかつるまないって。え、磯島? 尚人か。あれは特別だよ。ガキのころから一緒だからな。それに、俺はあんなのと友達になりたくなかったんだぞ。だって、転校生だった俺のこと、年下だって教室から締め出そうとしたんだぜ、小学校2年のとき。1年生の教室はここじゃないって。そりゃ、俺チビだったし、アイツはでかかったけど、でもさ。おい、笑いすぎだぞ。俺マジで怒ったんだから。そんなに、おかしいか?

「ノリは本当に優しいね」

桃瀬のくちびるが、俺のくちびるに触れるのを、感じた。



『このまえはありがとう。元気でたよ』

桃瀬から、そっけないくらい短いメールが入っていた。

あいつにとって、あのキスなんて、きっとそんなものだったのだろう。俺は一瞬、友達としての自分を失うところだったけれど。

ちぇっ。

別にいいか。桃瀬はやっぱり、大切な友達だ。

。。。。。

NO WOMAN NO CRY 10

夏川カナコは、よくこの河川敷をジョギングしていた。ここ2、3日連続して見かけている。

彼女はいつもひとりで、たんたんと走っている。汗が光って、凛としたものを感じる。俺はいつも彼女を避けるように、すれ違う前に道を逸れてしまう。そして、彼女が走っているのを見ている。

彼女、尚人と、どうなんだろう。

あの日のふたり。慎ましいだけの距離を保って並んで座っていた、あの日。夏川カナコの笑顔を、初めて見た。あの日のふたりは、できたての恋人のようだった。今も、ふたりは逢っているんだろうか。

関係のないこと。でも、なぜか気になる。

夏川カナコ。

俺はどうして、こんなに彼女のことが気になるのだろう。白いトレーニングウェア、桃瀬に似ていると愛穂が言っていた目元。

思えば、初めて見たときのインパクトが強かった。ライブの途中で出て行ったところ。いきなり尚人が追いかけて、捕まえたところ。それだけだろうか。

わざわざ、逢いたくて。毎日のようにこの河川敷を通ってしまう俺は。

いったい、何を、どうしたいんだろう。



愛穂から電話が来た。声が泣いていた。

先輩、あした、逢ってください。

そう言った。

。。。。。

タクが部屋にやってきた。長く一緒にバンドを組んできたけど、突然来たのは初めてだ。何だろう。そう思いながら、いつも散らかったままの部屋に招き入れる。

「珍しいな」

「悪い」

「いや、いいよ。汚くてごめんな。いつも一緒か。どうせ、来るのは尚人とかおまえらくらいだからさ」

俺の軽い口調にも、タクは硬い表情のままだった。

「何か、あったのか」

タクは静かに首を振る。

伏せた目元にできた影が、一瞬涙のように見えて、どきっとした。あんまり、感情を表に出さないタクが。

「ノリ、最近、一美と逢ったか」

ぽつんと口に出した。

俺は、あのときの桃瀬とのキスを思い出して、少し動揺する。

「逢ったよ」

なるべく軽く言う。

「どうだった、一美」

「まあ、元気だったよ」

「何か、言ってたか」

「いや、俺ら、普通の話しかしないし。愚痴とか、そういうの、言うようなやつじゃないだろ、桃瀬は」

タクはふうっとため息を漏らす。

顔には出さないけど、タクだって苦しいはずだ。桃瀬と同じように。

だけど、桃瀬が泣いたことは言いたくない。桃瀬も、タクには知られたくないだろう。黙っている、それが友達に対してできる俺の精一杯の優しさだ。

桃瀬のことを、タクに言わない。

タクのことも、桃瀬に言わない。

ただ、静かに、話だけは聞いている。

「……そうだな、あいつらしいよ」

いつも、そうやって毅然としているのが、桃瀬だ。だけど、彼女は本当にタクのことは何も言っていない。別れた、とさえ聞いていない。泣いていただけだ。

「訊いてもいいのか」

タクは笑う。

「だいたい予想つくだろ。そのとおりだよ。一美が言わなかったのなら、俺も言わないほうがいいんじゃないかな」

「まあな」

きっと、ふたりはこうやって静かに恋を終わらせたのだろう。

ふたりらしい。

長い付き合いだったよな、ふたり。いつも優しく思いやっていて、信じあっていて、羨ましいくらい似合っていた、カップルだった。

俺たちは、しばらく、黙って座っていた。

。。。。。

NO WOMAN NO CRY 11

次の日の夕方、愛穂に逢うために、外に出た。

河川敷をぶらぶら歩いていると、レコード屋の黄色い袋を手にさげた尚人と夏川カナコが川下の方から歩いてきた。

夏川カナコは、長い髪を風に揺らして歩いていた。暑い日だったけど、彼女の周りだけ涼しい風が吹いていそうだった。彼女は目を細めて、小さな顎を上向けて、尚人を見上げる。尚人も目を細めて頷く。そしてふたりで川の方を見つめる。

なんだ、結構うまくやってるんじゃないか。

俺は安心して、道をそれて橋を渡る。尚人たちは、俺に気付かない。



待ち合わせより10分も前に着いたのに、愛穂はもう待ち合わせ場所に立っていた。

相変わらず地下街は、人通りが激しい。俺は、ゆっくりと近づいていく。愛穂は気付かない。うつむいて、足元ばかりを気にしている。リボンのついたサンダル。桃瀬はいつもシンプルな靴ばかりを履いていたことを、なんとなく思い出した。

目の前に立つと、愛穂はやっと顔を上げる。

少し痩せた。少し、大人びた。薄化粧、淡い色の洋服。こいつ、こんなに儚い雰囲気の女の子だったっけ。ちょっとだけ動揺してしまうようなものを、いつの間にか身につけている。

「よ」

努めて軽く、俺は言う。愛穂はこくんと頷く。

「こんにちは。今日は急につきあわせちゃって、ごめんなさい」

「いや、構わないよ、暇だったし。それより、どこかいきたいとこ、あるか」

考えてみれば、愛穂とこんなふうに待ち合わせたり、街中を歩いたりすることはなかった。昔、学校帰りにたまに一緒になるくらいで。不思議な気持ちで、この女の子を見つめる。こんなふうに逢うなんて、考えたこともなかった。いつ、こんなふうに逢っていても不思議じゃないくらいに近くにいたのに。

「ねえ、先輩。あたし、ハタチになったんですよ」

甘えた声で話す愛穂。

「よく言うよ。飲みには行ってるんだろ」

「でも、先輩のよく行くようなお店に、連れて行ってほしいなぁ」

声は甘えているけれど、目は伏せている。愛穂らしくない。いつもは元気で甘えん坊な妹分なのに。

何かあったのかな。

だけどそれには気付かないふりで、愛穂の肩をとんっと叩いて促す。愛穂は、俺の腕に自分の腕を絡ませた。いつか、こんなことがあった気がする。たぶん、もうずっと前のことだろう。



愛穂は、甘くて強いカクテルを、俺が止めるのも聞かず、立て続けに2杯も飲んだ。それから、少し笑って切り出した。

「あたし、失恋しちゃった」

ぽろぽろと涙をこぼす。俺は、箸でつまんでいた海老を、テーブルの上に落としてしまった。ガーリックバターがチェックのテーブルクロスにしみていく。どうしたらいいのかわからなくなって、それをつまんで灰皿にこぼす。人差し指には、バターとにんにくの匂いがしみついた。

「遊ばれてたのかな、あたし。先輩、男のひとの気持ちって、判らない」

目の前でしゃくりあげる女の子に、俺は何もしてやれない。ばかみたいに指をおしぼりで拭うだけだ。

「あたし、どうしたらいいんだろう」

俺も、どうしたらいいんだろう。困惑したまま、ビールをぐいぐい飲み干す。

先刻までは笑顔でいた女の子が、お酒を口にした途端、こんなに泣きじゃくるなんて。ティッシュを持ってきてくれた店員に、ビールのおかわりを頼んで、一気にあおる。俺も酔いたい気分になってきた。もう失恋はたくさんだよ。タクや桃瀬のことを思い出して、ますます滅入ってくる。

愛穂が失恋したって、あの背の高い男か。遊ばれてた、って、そんな悪いやつにも見えなかったけど。所詮、知らないやつの話だけどな。何にしても、今、愛穂は泣いている。悲しいのか、悔しいのか、寂しいのか。タクや桃瀬の悲しみは、それなりに静かに受け止めていたのに、今の俺は困惑して動揺している。どうしていいのかわからない。男の方を知らないからだろうか。

「先輩、何か言ってください」

愛穂はしゃくりあげる息の途中で、呟く。

「何かって?」

「何でも、いいんです」

何でもいいって、どうすればいいんだろう。慰めの言葉が必要なのか、めそめそ泣くなと怒ればいいのか、その男を罵ればいいのか。俺には、的確な言葉を言ってやる才能がない。まして、優しい言葉は。

「そんなに、泣くなよ」

やっと出てきた言葉は、それだけ。格好悪い。

ばつの悪さに、次から次へとビールを流し込む。愛穂は、俺が差し出したティッシュで涙を拭う。目も、目の周りも、鼻の頭も赤くなっていた。

「ごめんなさい。つい、先輩には甘えちゃうんです」

潤んだ瞳のまま、愛穂はようやく笑顔をつくった。

胸にずきっと響いた。

愛しいと思った。

NO WOMAN NO CRY 12

溺れる夢を見た。

白い波の中で、俺は溺れていた。

白。夏川カナコは、いつも白い服を着ている。それから、星野。あいつの横顔は、白くて儚い陶器のようだった。ああ、白。俺は。

目覚めると、俺は白の中にいた。真っ白なシーツが絡まりついていた。いつもと違う、見慣れない世界の中に。

愛穂が眠っていた。

俺は、混乱した頭を、必死で整理する。ここは、どこだ? どうして愛穂が? こんなことに。当然、そういうこと、だったんだろう。俺は。いったい、どうして?

痛むこめかみに、昨夜の記憶を少しずつ取り戻す。確かに、潤んだ瞳で無理に笑顔をつくる愛穂を愛しいと思った。この女の子を、笑顔に戻してあげたいと思った。守ってやりたいと思った。でも、それだけだった。まさか、こんなふうに。失恋した女の子に。

弱みに付け込んだ。いや、そんなつもりはない。俺はそんなに強引な男だったことはないはずだ。だけど、何にしても、弱くなった愛穂に対して、こんなことをしたんだから。何て言えばいいんだろう。

「……先輩?」

くぐもった声が、俺を呼ぶ。愛穂が、緊張した顔で俺を見ていた。

どうやって答えたらいいのかわからずに、俺は愛穂の髪の毛を撫でた。ただ、後輩として好きだっただけの女の子。傷つけてしまったのなら、絶対に償わなければいけない。何て声をかければ、いいんだろう。

「先輩、ごめんなさい」

愛穂の声がぼんやりと響く。

「ごめんなさいって?」

自分の声が間抜けに聞こえる。どうしてこんなに、間の抜けた言葉が出てくるんだろう。格好いい言葉が出てこない。

愛穂が、不意に俺の胸に抱きついてくる。動揺しながらも、俺は本能でその女の子を支えている。柔らかい肌、女の子の甘い匂い。自分が高まってくるのを感じる。ヤバい。どうにか理性で押さえつける。

「あたしが、誘ったんです。先輩は悪くない。だから、そんな顔、しないでください」

え? それは、いったい。

じゃあ、俺は、誘われて。のこのことついてきて。そして、いたいけなこの女の子と。そんな。

淡い色合いの記憶の片隅に、微かに残っていた。確かに、誘われた。だからと言って、俺は。自暴自棄になっていただけの女の子に。そんな子の誘いにのったっていうのか。

頭の中では、いろんなものを打ち消したくて、自分が情けなくて、泣きたいような思いを抱えていたというのに。そのときの俺がしたことといえば。

愛穂のことを抱きしめて、なお一層の自己嫌悪に陥るための行為を始めただけだった。



なんてことをしてしまったんだ。

確かに昨夜は酔っていた。それだって、許されることではないというのに。今朝のことは。俺が。彼女を。

求めるほどに好きだったとは思えない。そんな種類の好きではなかった。なのに。どうして。

愛穂は、嫌な顔なんて、しなかった。それが余計に、俺の自己嫌悪に油を注ぐ。眉根を寄せて甘いため息を押し出す彼女を、俺は冷めた目で見ていた。

なんてことをしたんだ。

俺は、ばかだ。

。。。。。

尚人が来た。ドアの鍵を開けなかった。

桃瀬から電話が来た。

タクから電話が来た。

愛穂から電話が来た。

どれも出なかった。

メールも開かなかった。

あげく、携帯電話をぶち壊した。

なんて俺は弱いのだろう。どうして俺は弱いのだろう。みんな、ちゃんとしっかり自分の道を生きているのに。俺だけがふらふらと、ただの後輩を抱いてしまったりするのだから。

俺は、最低だ。

。。。。。

2006年11月 1日 (水)

NO WOMAN NO CRY 13

夏川カナコと逢った。

いつもの河川敷、いつものサイクリングロード。あれから1週間たったけれど、俺は自己嫌悪の塊だった。

彼女は、白いトレーニングウェアを着て、黙々と走っていた。汗が一筋流れて、それすらも涼しそうだった。

俺も走ればいいだろうか。全部流れていくだろうか。この重たい気持ち、どす黒い自己嫌悪、汗と一緒に全部流れてしまわないだろうか。今、夏川カナコが見せているような、すっきりとした涼しい表情を浮かべられるんじゃないだろうか。

どうして夏川カナコは走るんだろう。ふと思った。

何があるのだろう。昔、陸上部にでもいたのだろうか。それとも、シェイプアップにでも励んでいるのだろうか。何が彼女を走らせているのだろう。

俺は、今ほど彼女に親近感をおぼえたことはなかった。何となく、彼女も何か忘れたいことがあって、汗と一緒に流そうとしているように、思えた。どうしてって、普通の人が走るよりずっと速く走るから。何かを振り切りたいように見える。

ああ、俺も走りたい。

そう思った瞬間、俺の足は走り出していた。どこに向かってでもない。自分の心を振り切るために、走る、走る。息が苦しくなって、目の前がフラフラとふらつくまで。こんなんじゃ足りない。もっとだ。もっともっと、肉体が苦しくなって、精神を忘れてしまうくらい、もっと速く。

俺は走る。走って、走って、草むらに倒れた。全部が苦しいのに、草の匂いだけが優しい。こんな匂い、最後に感じたのはいつだったろう。冷たくて、気持ちいい。

いつの間に追い抜いていたのだろう、夏川カナコが、俺の横を通り過ぎた。通り過ぎる瞬間、俺を見て、少し微笑んだ。

馬鹿にした笑いじゃなかった。

そう、彼女は微笑んだんだ。きっと、同じ気持ちを持ったものとして。



それからの俺は、ひたすら走った。太陽が西に傾いていく頃。どんなに暑い日も平気だった。何もしないでいるよりも。

思いっきり走ると、景色が風になった気がする。いろいろなことが流れていく。

夏川カナコに逢う。あくまでも、他人だ。声をかけたり会釈したり、視線を合わせることさえ全然ない。でも、誰よりも近いものを持っている気がする。俺の気のせいかもしれない。

ただ、走る。

普通のジョギングよりも、もっと速いスピードで。

全部、飛んでいってしまえばいい。俺の汚さや、忘れてしまいたい過去や、何もかも。ああ、忘れたいことが多すぎる。記憶の消しゴムがあって、全部消せたらいいのに。そう言ったのは、桃瀬だったか。

今ほど、その言葉を強く願ったことはない。全部消せたらいいのに。でも、消すわけにはいかない、覚えておかなくては。本当に消したいのは、きっと愛穂のほうだ。

留守番電話に入っていた「ごめんなさい」。

謝られたって困る。俺が悪い。俺は「いい目を見た」だけだ。

あいつは今、どんな思いでいるのだろうか。

ごめんなさいを聞いた後、壊してしまった携帯電話。もう、あの子の声を聞くこともない。電話にくらい、出ればよかった。俺のほうこそ悪かったと、謝るべきだった。わざわざ、電話をくれたというのに。俺の弱さ、格好悪さ。

愛穂が傷ついているのなら、当然責任を取らなくてはならないだろう。だけど、今はまだ、逢いたくない。

俺は走る。ひたすら走る。

この世の中には忘れたいことが多すぎる。

。。。。。

NO WOMAN NO CRY 14

尚人が来た。酔っていた。

尚人がこんなに酔っているところを、俺は初めて見た気がする。体がでかいくせに、尚人は刺激の強いものが苦手で、酒もほとんど飲まない。

「おまえ、そんなに飲めたのか」

「たまには飲むよ。いつもいつもやってらんねーよ。冗談じゃねーよな」

どうでもいい、投げやりな口調。

もしかして、こいつも失恋? まさか、こいつが失恋なんて。あ、夏川カナコ。彼女と何かあったのか。あんなに静かに言葉を交わしていた、ふたりが。

「何も言わないんだな。そうだよな、おまえってそういうやつだよ。タクのことだって、おまえ何も言わなかったんだろ。桃瀬、可哀想だと思わないのか。あいつ、おまえのことずっと好きだったの、おまえだって知ってるだろ。なんで今、放っておくんだよ。どうしてタクに何も言わないんだよ。どうして俺にも何も言わないんだよ」

呂律が回ってなくて、しょうがない。

それにしても、尚人は何にそんなに苛立っているのだろう。俺に対しては、ただわがままを言っているに過ぎない。長いつきあいだ、それくらいはわかる。

タクに対して?

タクとだって長いつきあいだ。本人に言えばいい。あ、本人のことを殴ったんだっけ。でも、どうして尚人がこんなにタクと桃瀬のことにこだわって荒れるんだろう。

「そんなに、タクと桃瀬のことが気に入らないのかよ」

「あいつ、桃瀬、何も言わないのかよ。ノリになら話してるんじゃないのか」

「言わないよ。タクだってそうだし。俺、何も知らないよ。それに、おまえ、何なんだよ。俺に何言えって言うんだよ。俺は、あいつらのこと詮索するより、おまえがそんなになってる訳を知りたいね」

尚人は、急に酔いが醒めたような、驚いた顔で、俺を見る。俺が何も知らないって、そんなに不自然なことなのか。俺に何もかもを知っていてほしかったのか。そしたら俺は尚人に、何か声をかけたり、励ましたり、あるいは怒ったり慰めたり、できたっていうのか。何なんだ、判んねぇよ、俺。

困惑している俺に、尚人は言った。

「何でもないよ。悪かったな、変なこと言って」

更に困惑する俺に、尚人も困った顔をする。

「タクも桃瀬も言わないなら、俺だって言えないんだよ」

「つまり、おまえら3人に何かあったってこと?」

「俺は何にもないよ。何でもない。悪かったな、ホント」

尚人は、勝手に話を切ってしまうと、俺から目をそらす。そのまま、部屋の隅に積んであったCDをあさっていた。

何か、音楽がほしい。

昔は、ハードなロックが好きだったけど、今はそれよりもやさしい音楽がほしい。心地よく感じるリズムが。

どうしてこんなにも弱っているんだろう。自暴自棄な尚人。今もきっと傷を残したままのタク、桃瀬。俺が傷つけた愛穂。そして、俺。

すべてを包み込んでくれるようなやさしいものが。

俺たちには必要だ。



どういうわけか、毎日のように夏川カナコに逢っているっていうことを、尚人には言えなかった。

ひとことも、ことばを交わしたこともないのに、俺は何だか、彼女にいちばん判ってもらっている気がしている。シンパシーを感じている。そう、あの、思いっきり走ったあの日から。その気持ちを、絶対に誰にも悟られたくない。

逢っている、とは言わないか。偶然、すれ違っているだけ。

だけど、逢っている、ような気持ちでいる。

同士に、逢っている。

走っているときは空っぽなのに、彼女と逢う瞬間だけは何かが違う。今日も走っているんだという連帯感。彼女を見かけると、ほっとする。

毎日のように走って、毎日のように逢っているから、いろいろなことを判ってきた。たぶん、住まいは俺より川下の方だ。いつも同じ橋のところで引き返す。その橋の下の水飲み場で、少しだけ水を飲んでいく。

どうして彼女は、こんなにも熱心に走るんだろう。いったい、いつから。俺よりも、ずっとずっと長い距離を走り続けている。

だけど、彼女は毅然としている。声をかけることはできない。静かに走り続けてほしい。

こんなにもシンパシーを感じているのに、声さえ知らない。

まだ、俺の携帯電話は、壊れたままだ。

。。。。。

あれから、もう1ヶ月近く経った。

毎日のように走っている俺の顔も絵でもすっかり日に焼けて、真っ黒になっていた。

尚人が、俺のことを健康的だと笑った。見た目だけは。心は不健康だ。

電話もメールも通じない俺に、愛穂は手紙をくれた。見慣れたピンク色の封筒、小さな丸い文字。

俺は封を切れなかった。でも捨てることもできなくて、引き出しの奥底深くにしまいこんだ。

開けることが怖かった。

ちゃんと謝ればいいのに。ごめん、俺が悪かった、と。やり捨てたと恨まれた方がいいのだろうか。あの子は恨むような子じゃない。逃げている俺なのに、それさえ自分のせいだと責めているかもしれない。

どうして俺は、自分の弱さを認められないんだ。なな子と別れたとき、星野を泣かせたとき、自分の弱さを思い知ったはずじゃないのか。

そういえば、俺がなな子と星野の間をフラフラとしていたとき、俺はなな子に星野のことを聞かれた。静かな調子で、あいつ、「星野さんが、好きね」と言った。どうして、そんな言い方をするんだろう。あのときの俺には、選ぶなんてできなかった。あたしのこと好き?って聞いてくれれば、すぐに答えられたのに。どうして、あんな聞き方を。なな子は、気付いていたのか、俺の本当の気持ちに。或いは、お互いに嘘をつき続けることに疲れきっていたか。とにかく、そうやって黙っていた俺から、なな子は静かに離れていった。見えなくなったあとも、俺は呆然としていた。

あのとき、一部始終を、愛穂に見られていた。

俺の腕に、黙って腕を絡めて歩き出す、愛穂。あのときも、夏だった。

あの子は、俺を救ってくれた。なのにどうして。俺は、あの女の子が傷ついたときに、あんなことをしてしまったんだ。そして今も。どうして向かい合うことができないんだ。どうして逃げているんだ。

いたたまれなくなって、俺は外に飛び出す。ひたすら、走る。

目の前が、少し、にじんだ。



桃瀬に、ばったり逢った。

少し、痩せていた。だけど瞳が、キラキラと輝いていた。

「やだ、ノリ。どうしたの、こんなに真っ黒に日焼けして」

からからと豪快に笑う桃瀬は、タクのことをもう忘れてしまったかのように見える。でも、本当のところは判らない。心の中の傷なんて、きっと誰にも覗けない。本人さえ。

「桃瀬、何かいいことあったのか」

「どうして?」

「目がキラキラしてる」

桃瀬は、ますます笑う。桃瀬の笑顔は、俺をほっとさせる。久しぶりに、自分の頬が緩んでいくのを感じた。

「よかった、笑ってくれたね。磯島が心配してたんだよ、ノリがワイルドになったって」

なんていう心配の仕方だよ。

憮然とした俺を見て、桃瀬は笑って、そのあとちょっとだけ照れた顔を見せた。

「ノリ、あのね、あたし素敵な人に出逢っちゃった」

「へえ、よかったな」

「ありがと。ノリはいっつもやさしいね。ごめんね、本当」

俺がやさしい? 嘘だろ、そんな。

赤いTシャツの桃瀬が遠ざかっていくのを、ずっと見ていた。

。。。。。

NO WOMAN NO CRY 15

今日こそ愛穂に謝ろう。そう思ったのは何度目だろうか。でも、今度こそは。

自分を勇気づけるために、今日も走り出す。思い切り走って、少しリラックスしたら、きっと言える。そのためにはどれくらい走ったらいいんだろう。だけど、逃げてばかりもいられない。だから、今日こそは。

走る、走る、走る。

走ると景色が飛んでゆく。

そんなことに気がついたのはいつだったか。弱っているときには、どういうわけかいろいろな発見をする。あたりまえのことに気付いて、それが心に響いてくる。

ぐんぐん走ると、夏川カナコがいた。いつもの橋の下、いつもの場所で。上を向いた蛇口から、水が勢いよく噴き上げている。俺は、走る速度を少しずつ緩めていく。夏川カナコは、紅い唇を水に近づけていく。俺はついには足を止めて、それを見ていた。

カクン、と、急に夏川カナコは首をおとした。頬も耳も長い髪の毛も、噴き上げた水を被っていく。何か、あったのか。一、二歩足を進めると、夏川カナコの声が、かすかに聞こえた。

「……かや……」

何を?

夏川カナコは、水浸しのまま、今度ははっきりと言った。バカヤロウ。体を支えている手が震えている。

少しして、顔を上げた。ぼーっと見ている俺に気付く。俺は、少しの気まずさも感じていなかったし、彼女も平然と俺を見ている。目が真っ赤で、俺はこのとき初めて、頬を濡らしているのはこの水だけじゃないことに気付いた。

「水……止めたほうがいいよ」

俺の口から、緊張感のない言葉が漏れた。彼女を俺をキッと睨むと、水を止めて走り出した。

俺は慌てて彼女を追って走る。今、追いかけなければ、もう二度と逢えない。そんな気がした。彼女の、水を含んだ髪の毛が重たげに揺れていた。着ているTシャツにあたるたび、そこが少し透けてゆく。俺は、何だか悲しい気持ちで、彼女を追いかけていた。

やがて彼女は、川沿いから住宅街の方へと曲がっていった。追いかけて曲がると、マンションの前に、夏川カナコは立っていた。俺を待って? 彼女はマンションの中に入り、階段を上がってゆく。俺は、そのあとをついていった。ドアの前で、彼女は振り向いて、ドアを開けてくれた。俺は彼女に続いて、彼女の部屋に入った。

大きな窓からは、西日が溢れていた。圧倒されているうちに、夏川カナコはバスルームに消えていた。シャワーの音がする。

俺は、急に我にかえる。何をしているんだ? なんか、ヤバイ?

所在無く俺は、床に座り込む。放り出されていたダイレクトメールを見て、彼女の名前が「夏川花南子」であることを知った。どうして俺はついてきたのだろう。そうするのが当然のように。話したこともない、名前さえ今知ったような女の家に。

だけど、この部屋はなんだか懐かしい。西日のさす大きな窓。ほかのマンションの隙間から、きっとこの時間だけ光が溢れ出すのだろう。小さなキッチンに小さなテーブルと椅子。何もない居間。ドアの向こうには寝室があるのだろうか。女の人の匂いがする。今まで知っているどの女よりも殺風景な部屋なのに、紛れもなく女の部屋だ。

夏川花南子は、さっぱりと着替えて出てきた。冷蔵庫からウーロン茶の缶を出して、プルタブを開ける。一口、二口飲むと、俺に近づき、缶をくれた。彼女が飲んだのと同じ場所から、俺はそれを飲んだ。冷たくて、旨かった。

「夏川、花南子さんって、いうんだね」

彼女は、興味なさそうにうなずいた。

西日に染まった彼女の頬は、今まで見た何よりも綺麗に見えた。彼女は、目を細めて窓の外を見ていた。

「尚人……磯島尚人、知ってるだろ」

彼女は、ぴくりとも動かなかった。それは、肯定のように見えた。ただ、それについて触れてほしくないのだろう。俺は黙った。そして、見えない糸に操られたかのように、俺は立ち上がって彼女の肩を抱いた。思っていたよりも彼女は小さくて、その肩は細かった。

不意にあのうたを思い出した。

「ボブ・マーリィって、知ってる?」

肩を静かに押して、俺は彼女の肩を抱いたまま、彼女を床に座らせた。まだ髪の毛が湿っている。シャンプーの匂いがする。

「『LIVE!』って、有名なアルバムがあるんだけどさ」

彼女に、何か、を伝えたい。何を伝えればいいのか、わからない。でも、何か、を。俺は焦っていた。言葉をつなげることに必死になる。

「そのなかに、やっぱり有名な曲で、『NO WOMAN NO CRY』っていうのがあるんだ。すごくいい歌なんだ。今、それを思い出した」

彼女が俺を見てコクンと頷くのを見て、俺は少しほっとした。彼女がこどものように頼りなげに見えたので、俺は肩を抱く手を少し強めた。彼女は温かくて、気持ちよかった。

窓から風が吹き込んでくる。夏の終わりが近づいてきているのを思い出させる。彼女の髪の毛が、かすかに風に揺れる。もう、話す言葉は何もいらない。遠くで、工事をしている音が聞こえる。時々、車の通る音がする。音楽はいらない。心がしんとしていた。

太陽が、傾いていく。日が沈んでいく速度は、どうしてこんなにも早いのだろう。いつしか俺は、彼女の髪の毛を撫でていた。彼女は、太陽が沈んでいくように、俺の肩に身を預けていた。

なんて愛しいのだろう。

話す言葉も何もないというのに。彼女のことなど、何も知らないのに。いや、こういうときに、知っていることなど何の役にもたたない。例えば彼女の年を知っていたとして、或いは好きな色や生まれた場所や電話番号や誕生日やそんないろいろを知っていたとして、今このときに何が役に立つんだろう。そんなものひとつも知らなくても、俺はここにいるし、彼女は俺の隣にいる。今まで、無駄なものばかりを身につけていた。本当は、こんなにもシンプルなものなのだろう。

俺は、彼女に体重を預けてゆく。

横になった彼女の髪の毛が少し広がって、走っている彼女とは違って見えた。彼女を見つめると、彼女の瞳は微笑んでいた。

一瞬、やわらかな残光が俺たちを撫でて、音もなく消えていった。



俺は、かたい床の上で彼女を抱き、彼女に抱かれた。彼女の瞳はずっと微笑んでいて、俺を幸福にさせた。彼女も、きっと幸せだったと思う。お互いに、幸福を分かち合っていたような気がする。

確かにあのとき、なにかを共有していた。



それから河川敷で、彼女を見かけなくなった。

彼女、どうしているのだろう。懐かしい初恋のように、甘くせつなく思い出す。

あの日、俺は確かに、彼女を愛していた。たぶん、誰よりも、きっと。

NO WOMAN NO CRY 16

愛穂のところに、謝りに行った。

愛穂は、笑った。

「だって、前にも言ったはずですよ。先輩のこと、ずっと好きです。確かに、彼氏がいたこともあるけど、先輩は特別なんです。だから、謝らないでください。謝るとしたら、ずっと電話とかメールを無視し続けたことかな」

そう、昔、好きだといってくれた。無様にふられた、格好悪かった俺のことを。俺は、この子の何を見ていたのだろう。どうして、つらい思いなんか、させてしまったのだろう。悪いことをしたと思うなら、償えばいいだけなのに。

俺は、昔から、同じようなことを繰り返して、繰り返して傷つけている。

「ごめん……」

「じゃ、お詫びに、今度デートしてくださいね」

先輩のおごりで、とくすくす笑って俺を見上げた。そして、少し首をかしげた。

「徳大先輩、なんだか、大人っぽくなりました? 前より、素敵です」

。。。。。

尚人がふらりとやってきた。相変わらず勝手に、俺のCDをあさっている。鼻歌を歌いながら。NO WOMAN NO CRY。

「あのさ、訊いていいか」

「何だよ」

「夏川花南子のこと」

尚人は嫌そうに俺を見た、が、俺の目が興味本位でないことに気付いたのか、あきらめたように首を振った。

「本当に、花南子さんとはなんの関係もないよ。ただ俺、放っておけなかったんだ。偶然だけど、俺、全部知ってたから、タクと花南子さんのこと」

初めて知った。

タクと桃瀬が別れたわけも、尚人がタクを殴ったわけも。

初めて彼女を見かけたライブ。あのとき、彼女はタクを見に来ていたんだ。あの日は桃瀬も来ていた。ああ、だから彼女は。居たたまれなくなって。尚人は最初から知っていたんだ。

ばらばらだった糸がつながっていく。

夏川花南子がタクとつながっていたなんて。タクの浮気かどうかは知らないけれど。尚人は真っ直ぐなヤツだから、とにかく許せなかったのだろう。桃瀬が静かに身を引いたことも、尚人から見れば腹が立ったらしい。だけど何より、夏川花南子が傷ついていたことが。

尚人は、どうにかして慰めたかった。彼女は少しは心を開いてくれるようになったけれど、でもいつも少し寂しそうに見えて、自分自身に苛立ってきた。

いつか、あまりにも自分に腹が立って、尚人は彼女に言った。俺は花南子さんに何もしてあげられない。彼女は唇を噛んだ。赤い血が滲んでいた。走り去った。それから彼女には逢っていない。

「……俺、そのあとの彼女に逢ったよ」

口づけたときに、鉄の味がした。

「もういいよ」

尚人のこんな顔を見るのは、きっと初めてだ。

いつも飄々としているヤツなのに、こんな寂しそうな。だけど、きっと。もっと寂しいのは夏川花南子だ。彼女は、これからどこを走ればいいんだろう。俺たちを避けるように。いや、避けているわけではなく、あしたになったら、またあの河川敷を、夕陽を浴びながら黙々と走っているかもしれない。俺を見かけても、親しげな顔ひとつしないで。

夏川花南子。

名前しか知らない。だけど、彼女の痛みも、彼女の傷も、知らないけれど知っている、気がする。知っているけど、何も知らない。

「俺さあ、ずっとなな子のことだけ、見てたんだ」

尚人がぽつんと話す。

尚人は、俺が見ていてもせつなくなるくらい、ひとりを見続けてきた。何となく腹立たしく思ったのは、そんな尚人が急にわけのわからない女を追いかけ始めたからだろう。ふらふらしていない純粋なもの、尚人の一途さに少し憧れていた。

「でも、タクのこと殴ったのは、相手が花南子さんだったから、なんだ。桃瀬には悪いけど、花南子さんはタクじゃなきゃ駄目だと思ったから。タクと、何とかくっつけようと思ったりもした。でも、俺、彼女が好きだったなぁ」

俺が彼女を初めて見たときには、もう尚人はきっと彼女に恋をしていた。必死で何かをしようとしていた尚人は、真っ直ぐに彼女だけを見つめていた。

今までのことを思い出す。人混みで彼女を見つけ出した尚人。夏川花南子という名前を呟いていた尚人。夕暮れの河川敷を走っていた夏川花南子。倒れた彼女を抱きとめた尚人。出来立ての恋人同士のように並んで座っていたふたり。倒立前転した尚人。笑顔で手を叩く夏川花南子。レコード屋の袋を持って、並んで歩いていたふたり。

「彼女も、おまえのことは、好きだったと思うよ」

俺が見ていてせつなくなるようなシーンを、いつも創り出していた。タクじゃない、尚人が。尚人と、夏川花南子が。

尚人は、黙って窓の外を見ていた。

あのとき、ただ窓の外を見ていた夏川花南子の面影と重なって、消えた。

。。。。。

NO WOMAN NO CRY 17

久しぶりに、桃瀬と逢った。もうすっかり、風は秋の色をしていた。

「ノリ、変わったね」

開口一番、桃瀬は言う。

長い髪の毛をサラサラと揺らして俺を見る桃瀬は、もうすっかり元気だった。前に言っていたあの素敵な男と、きっとうまくいっているのだろう。

桃瀬には、幸せになってほしい。

本当に長いつきあいだ。親友、と言ってもいいだろう。

「なんだか、大人っぽくなったのかな。かっこいいよ」

「何言ってるんだよ」

「マジで。ちょっとドキッとしたもん。前に磯島がノリのことワイルドになったとか言ってたでしょ? あのときと全然雰囲気違う。あたしの知ってるノリじゃあないみたい」

そうなのかな。そういえば、愛穂にも似たようなことを言われた。

きっと、夏川花南子と出逢って、彼女のことを考えて、ほんの少し時間を重ねて、少し成長したのだろう。

誰にも言えない、いや言いたくない、あの日々。

彼女も、あの時間のことを、きっと誰にも言わないだろう。

「ずっと前のことだけど、ごめんね、あたし、急にキス、しちゃったりして」

言われて思い出した。キスされて、戸惑ったときのこと。

まったくあのころの俺は、動揺ばかりしていた。

「でも、ちょっとラッキーって思っちゃった」

桃瀬は思い出したように含み笑いする。

俺とキスしてラッキーか。俺のほうこそ、こんな綺麗な子にキスしてもらってラッキーだよ。

笑っていた桃瀬は、不意に真剣な顔になって、俺を見た。驚いて見返すと、桃瀬は俺の手を両手で握った。強く、強く。

祈っているような、今にも泣きそうな桃瀬に、俺は戸惑う。

「桃瀬?」

桃瀬は、ううんと首を振る。あるかないかの微笑みを、俺に向けて、言う。

「ねえ、ノリ。今度は、幸せになろうね、お互い」



桃瀬と俺は、その日、さんざん飲んだ。まだ、そんなに遅い時間じゃないというのに、ふたりともすっかり酔っていた。

珍しく、真っ直ぐに歩けなくなっている桃瀬をどうにか家まで送り届けて、そのあとふらりと河川敷を歩いていた。

ふらふらと、どこをどう歩いたのだろう、気がつくと、あのマンションの前に、俺はいた。

酔っ払いの勢いで、俺は階段を上ってゆく。あの日はあのひとが開けてくれたドア、今は固く閉まっている。

俺は右手をドアに振り落としかけて、止まって、そのままドアを見つめた。

見ていた。

結局、チャイムを鳴らすことも、ノックをすることも、ドアノブに手をかけることもできなくて。

ただ、俺は、そこにいた。

。。。。。

NO WOMAN NO CRY 18

前に、愛穂とした約束を思い出して、電話した。

デートしてくださいって、アレだ。まったく、愛穂はしょうがない。でも、そんな愛穂をかわいいと思う。

ただ電話しただけなのに、愛穂は嬉しそうに弾んだ声を出す。こんなことなら、もっと早く電話くらいしてやればよかったと、少し反省した。

愛穂は、何度も何度も、約束の日を繰り返した。あの子の笑顔が目に浮かんだ。こんなに喜んでくれるなんて。

こんな子とつきあったら、楽しいのかな。

ふと思った。

ただの、かわいい後輩だったはずなのに。

何かがあって意識するなんて、格好悪い。でも、こんなにも俺の一言に喜んでくれるような女の子。この子を悲しませるようなことはしたくない。もう二度と。

気がつくと、鼻歌を歌っていた。このまえ、尚人も歌っていたあのうた。

NO WOMAN NO CRY。

泣かない女はいない……か。

今まで通り過ぎてきた女の子の泣き顔をぼんやりと思い出す。だけど、あのひとだけは。

彼女、今頃、どうしているのだろう。あの夕陽の溜まる部屋で、ひとり、佇んでいるのだろうか。

ひとりで、泣いたりするのだろうか。

誰かに側にいてあげてほしい。できれば、尚人がいてやればいい。

彼女のことを思うと、俺が泣きたくなる。どうしてだろう、迷子になったこどものように、心細くなる。

季節がまた、変わってゆく。

。。。。。

。。。。

。。。

また、夏が来る。

あれからも時々、俺は走っていた。日課のようなものだ。

愛穂には、時々逢う。つきあってと言ったことも言われたこともないが、あの子のことは俺が守ってやりたいと思っている。

俺が傷つけてしまった女の子たち。過去に償うことはできないけれど、同じことを繰り返さないことはできる。もう、繰り返さない。傷つけたくない。

走るスピードをあげながら、少し笑う。こんなにやわらかい気持ちで女の子のことを考えたのは、きっと初めてだ。

いつも夏川花南子が水を飲んでいた場所で、俺は顔を洗う。冷たい水が、足元にもはねる。冷たさが気持ちいい季節になっていた。少しだけ水を飲む。あの日の夏川花南子を思い出して、心に細波が立った。

一度足を止めると、なんだか疲れが出てきた。少し離れた草むらに座り込み、やがて寝転んだ。汗が、体の奥底から次々と湧き出てくる。嫌なものが少しずつ溶け出して、染み出て、流れていくような気がした。

「バカヤロウ」

呟いてみる。何に? 今までの自分に。弱くて情けない俺に。過去を捨て切れなくて、いつもふらふらと漂っていた嫌な俺に。言った後、おかしくなって少し笑った。何をえらそうなことを。今の俺がそんなにいい男になれたって言うのか。まだまだだ。もっともっとよくなってみせる。

さて、そろそろ行くか。

勢いをつけて起き上がった。

「水、止めたほうがいいよ」

暮れかけた太陽を背に、女の子が言う。うっかりちょろちょろと出しっぱなしになっていた水が、俺たちのBGMになっている。

「そうだな」

俺は笑って言う。

予感はしていた。愛穂が言っていた。「磯島先輩が女の人と歩いてるのを見ましたよ。前にも見たことがある人だと思う」。

逆光が眩しすぎて、まだ姿は見えない。だけど、俺は知っている。白い服を着て、長い髪の毛をポニーテールに結んで、俺に笑いかけてくれる、彼女を。





「NO WOMAN NO CRY」 FIN

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