東京は夜の7時
ぼんやりTVを見てたら
おかしな夢を見ていた
しばらく、しっかり眠れなかったの。
緊張していて? それとも彼に逢えることがうれしすぎて?
わからないけれど、目を閉じると瞼の裏に、あなたが浮かんだ。
それはとっても、幸せな気持ち。
夜中に何度も目覚めては、あなたのことを想い出した。
今朝も早くに目が覚めて、ドキドキしながら着ていくお洋服にしわやしみがないか何度もチェックした。
どうか、どうか、あなたの目に留まりますように…。
飛行機の中でも、電車の中でも、知らず知らずのうちに、両手を祈るように組み合わせている。
あたし、あなたに、近づいている。
気付いてください、こんなにも、こんなにも、震えるほどの想いを抱えてあなたに逢いに行くことに。
間違わずに、会場まで辿り着けるかな。
期待と不安で、胸がつぶれそう。
どうにかこうにかようやくチェックインしたホテルのベッドに転がって、あなたの笑顔を想い出す。
微かな、夏の記憶。
雨上がりの夜の匂い、あなたを見上げる首の角度。
あの夜の奇跡を、願わくは。
神様――
早くあなたに会いたい
早くあなたに会いたい
東京は夜の7時
嘘みたいに輝く街
とても寂しい だから会いたい
東京は夜の7時。
幕が上がる。
あたしは舞台の座席で、ステージからこんなにも離れたこの場所で、
光のあたるあなたを見つめる。
その笑顔に触れることができたなら、と、思う。
あなたは手の届かない人。
だけど、時折、手の届く場所まで降りてきてくれる。
その声の響きも、その手の温かさも、あなたが教えてくれた。
だからあたしは、夢を見る。
このまえの続きを教えて?
いえ、それよりも。
今は、ステージの上で輝いている、あなたを見つめる。あなたに拍手を贈る。
夢にまで見た、今ここにいる、あなたを、ひとみの奥に焼き付けるの。
そして――to be continued――
リアルロマンティックバージョン…ぺぺの真骨頂でございます、が、案の定予約投稿です。
実際、こんな感じかなーと思いつつ、3日前に書き上げました。くすくす。だって、今王子様を見つめてるのに忙しいはずだもん。
現実は、想像より、ずっとロマンティックなんですけどね。
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