カブトムシの思い出。
昨日、会社で、たまたまではありますが、スイカをいただきました。
なかなかおうちではいただきませんので、しゃくしゃくおいしくいただきました。
会社の給湯室は、いつまでもスイカの匂いが残っていて、その匂いで思い出したのがカブトムシやクワガタのことでした。
おばーちゃんちが田舎だったので、夏休みに遊びに行ったときにスイカの食べ残しを置いておけば、夜中にいっぱいカブトムシやクワガタが張り付いていました。おうちに帰るときには、いつも弟が、虫かごに何匹か連れ帰って飼っていました。
小学生のころだったでしょうか。
まだ、ぺぺは弟と同じ部屋で寝ていました。
夏休み、まだ夜更かししたくって、でもおかーさんに怒られるからっておふとんに寝そべって、スタンドの明かりをつけてこっそり漫画を読んでいました。
その漫画がおもしろくて、熱中していたのがイケナイのかもしれません。
気がついたときには、ありえない「ぶぅぉぉぉぉ~~~ん」という音がすぐそばに聞こえ、何?って思う間もなく頭になにかがバチコ~ンとぶつかってきました。え?って思う間もなく、別の角度からも音が聞こえ、バチーン、と。さらに別の場所にもバチーン、と。
何が起こっているのか、さっぱりわかりません。
半ば、パニックで、頭にぶつかってきたソレを無我夢中でつかむと。
カブトムシ。
皆さんは、カブトムシをつかんだことがありますか?
短いほうのツノをつかめば、たやすく持つことができますよね。
だけど、パニクってたぺぺは、思いっきり胴体をつかんでいて、当然カブトムシは逃げたいわけですから一斉に6本の足をもぞもぞと動かしまして、うぎゃ~、キモチワルイっ!! そのカブトムシを、思わず放り投げます。
キモチワルがってる間にも、別のカブトムシが、クワガタが、激しくぺぺにアタックをかけてきます。
なんてこと!? 何が起きているの!?
何がどうなっているのか、ここで整理しましょう。
ぺぺと弟の部屋では、5,6匹のカブトムシ&クワガタが飼われていた、はずです。
夜行性の彼らは、夜中に元気よく活動します。
そのときの状況は、暗がりにスタンドの明かりがポツン、と。
元気になったカブトちゃんたちは、元気よく虫かごのふたを開け、元気よく明かりに向かってきちゃったわけですね。
その虫かごと明かりを結ぶ直線上には、偶然にもぺぺの頭があった、と。
落ち着いて考えれば、わかることです。
聡い小学生だった(?)ぺぺは、昆虫図鑑をよく見ていたので、そのへんの知識(夜行性で明かりに集まる)はあったはずです。
だけど如何せん、激しいパニック状態。
悲鳴を上げることさえままならず、あげくに飛び回るカブトちゃんたちを平手で払い落とし、逃げ回るヤツらと格闘し、やっとの思いでヤツらを虫かごに戻したときには、精も根も尽き果てていた、ような、気がします。
それから、ぺぺはカブトムシやクワガタが大嫌いです。
ちなみに、カマキリが嫌いなのはカマキリと戦って敗れた(あのカマにはさまれて痛い目にあった)ことがあるせいですし、トンボが嫌いなのは…ああ、言わないでおきましょう…現在のぺぺは虫全般がホントーに苦手なのですが、ひとつひとつにキチンと理由があるのです。なくてもいいような、悲しい理由が、ね。
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