さくらのころ。
(再掲)
5月、満開の桜を見上げて
つよくなりたいと思った日は
春なのにとても寒くて
強い風が吹いていた
やさしくなりたいと願った夜
私は、泣いた
(2006.5.11)
コレは、去年、このブログ上に掲載したものですが、実際、思ったのは高校を出てバイトしていた頃でした。
うまく理由は言えないけれど、ぺぺは時々急に心細くなります。
たぶん、思春期よりもずっと前から、そして今も。
どんなに日々が楽しくても、素敵な人たちに囲まれていても。
毎年、風の強い春の日、さくらのころ、あのときの感覚を、ふと思い出します。
寒さに震えながらも。ひとりの夜に泣き出しながらも。
ぺぺは、本当に、強くなりたいのだ、と。
やさしくなりたいのだ、と。
いくつになっても、いつかおばあちゃんになっても、きっとぺぺはぺぺだし、このまんまずっと根っこは変わらないのだと思います。
だけど。
こうやって、毎年、思うことは、きっと無駄じゃない。
ぺぺが、いつまでもぺぺであり続けるための、しなやかさ。
経験値を積むことによってできてくる、温かさ。
いつかぺぺは、自分の大切なものだけでも守ることができる、強さとやさしさを持ちたい。
ぺぺに何ができるのか、ずっと自問自答している、答えのひとつでもあると思っています。
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